Microsoftのモバイル/クラウド ソリューションを、SAPソフトウェアのデータにつなぐ

MicrosoftとSAPは、20年以上にわたって、SAPのミッション クリティカル ソフトウェアで事業を経営しているお客様が、Microsoftの業界最高レベルのプラットフォーム/生産性ソリューションも併用できるように、協力してきました。本日、エンタープライズのお客様への「クラウドとモバイルデバイスにおける」さらなる柔軟性とより良い洞察の提供に焦点を合わせた、我々の提携の拡大を発表できて興奮しています。 Windows Serverは、SAPのビジネス アプリケーション向けの素晴らしいプラットフォームであり、我々はそれをクラウドに持ち込もうとしています。6月末までに、SAPは、(SAP Business Suiteソフトウェア、SAP Business All-In-Oneソリューション、SAP Mobile Platform、SAP Adaptive Server Enterprise (SAP ASE)、SAP HANAプラットフォームのDeveloper Editionを含む) 多数のビジネス アプリケーションのMicrosoft Azure上での動作を認定する予定です。これは、お客様が、エンタープライズ級のパブリック クラウド上で、フォーチュン グローバル500の86%が使っているミッション クリティカルなSAPソフトウェアの恩恵を受けられることを意味しています。お客様は、既存のアプリケーションやサービスをAzureに移行したり、SAP Cloud Appliance Libraryツールを使って数分で新規のアプリケーションやサービスをAzureにデプロイしたりして、ほぼ無限のコンピューティング キャパシティから恩恵を受けることができます。 お客様は、すでにPower BIと (Microsoft Officeを介してSAPのアプリケーションやデータにアクセスするために) SAP Gateway for Microsoftに組み込まれた相互運用性を使っています。我々は、Power BIのSAP BusinessObjectsへの接続性のGA (一般提供) とSAP Gateway for Microsoftの改善によって、これを次の段階に進めようとしています。Power BIの接続性によって、お客様は、事業を推進するデータへの洞察を可視化して発見するために、クラス最高のツールを使えます。そして、2014年末までに利用可能になる予定のMicrosoft向けの新しいGatewayによって、お客様は、Office 365とMicrosoft Azureを介してSAPのデータとプロセスにアクセスできます。また、開発者は、ドキュメント コラボレーション、ワークフロー、エンタープライズ ソーシャル、アイデンティティといった、主要なOffice 365とAzureのサービスを活用することで、この新しいGatewayを使って、迅速かつ簡単にアプリケーションを構築できます。 我々は、人々がどこにいようとも、自分が好きなデバイス上で高い生産性を実現したいことを知っています。これが、お客様が好きなSAPアプリケーションの多くが、すでにWindowsとWindows Phoneの上で動作している理由です。本日、これがさらに良くなります。小売と銀行向けの新しい業界固有のアプリ、および、Windows/Windows Phone 8.1向けのSDKを含むSAP Mobile … Continue reading Microsoftのモバイル/クラウド ソリューションを、SAPソフトウェアのデータにつなぐ

de:code 登壇のお知らせ / 早期割引 明日まで #decode14

日本マイクロソフトの開発者カンファレス「de:code」が、5/29-30の2日間、東京で開催されます。 僕は、「Microsoft Azure インターナル」、「Azure DevOps の未来」という2つのセッションに登壇する予定です。 「Microsoft Azure インターナル」では、Azure Virtual Machines (IaaS)、Azure Cloud Services (PaaS) の内部アーキテクチャを解説します。「Azure DevOps の未来」では、次期AzureポータルとVisual Studio Onlineを中心に、AzureにおけるDevOpsを取り上げます。 de:codeに参加される方は、是非これら2つのセッションにご参加ください。まだ登録していない方は、早期割引が明日までなので、是非お早目にご登録ください。 de:codeのセッション会場で、お待ちしております! de:code (2014/05/29-30) http://www.microsoft.com/ja-jp/events/developer/ http://channel9.msdn.com/Events/de-code/2014 de:code > 佐藤 直生 http://www.microsoft.com/ja-jp/events/developer/spk/sato_t.aspx http://channel9.msdn.com/Events/Speakers/Naoki-Sato-AZURE- de:code > Microsoft Azure インターナル ~ ファブリック コントローラーを理解して、正しい設計を! http://www.microsoft.com/ja-jp/events/developer/session.aspx#tr204 http://channel9.msdn.com/Events/de-code/2014/SV-011 Microsoft Azure では、可用性とスケーラビリティの高いアプリケーションを簡単に運用できます。本セッションでは、Azure の内部管理機能「ファブリック コントローラー」に注目し、Azure の内部メカニズムを解説します。カバーする機能は、Azure Virtual Machines (IaaS)、Azure Cloud Services (PaaS) です。 … Continue reading de:code 登壇のお知らせ / 早期割引 明日まで #decode14

「シングルページWebアプリケーション – Node.js、MongoDBを活用したJavaScript SPA」

オライリーの新刊「シングルページWebアプリケーション - Node.js、MongoDBを活用したJavaScript SPA」を、監訳者としてお手伝いしました。 SPA (シングル ページ(Web)アプリケーション) は、JavaScriptを多用し、単一のWebページでアプリケーション機能を提供します。 本書は、特定のSPAフレームワークに依存せず、SPAのフロントエンドを素のJavaScriptで開発していきます。さらに、バックエンドでNode.js (サーバーサイドJavaScript)、MongoDB (JSONベースのドキュメントDB) を使うことで、すべてのレイヤーでJavaScriptで開発できるアーキテクチャを紹介していきます。 5/24発売ですので、是非チェックしてみてください。 シングルページWebアプリケーション(SPA)は、最近注目を集めているWebアプリケーションのアーキテクチャです。SPAは、ユーザがアプリケーションを使っている間、Webページ全体をロードすることがなく、レスポンスが高速でUI/UXに優れているという利点を持っています。かつてはJavaアプレットやFlashといったWebブラウザのプラグインに依存する必要がありましたが、近年ではJavaScriptを使ったSPAが現実的になってきています。JavaScriptベースのため、既存のWeb開発スキルの活用が容易であり、新しいデバイスへの対応も比較的簡単です。本書では、クライアントでJavaScriptを使ったSPAを採用するだけでなく、WebサーバにNode.js、データベースにMongoDBを使うことで、フロントエンドからバックエンドまでエンドツーエンドのJavaScript SPAの仕組みと開発方法について詳しく解説します。 シングルページWebアプリケーション - Node.js、MongoDBを活用したJavaScript SPA http://www.oreilly.co.jp/books/9784873116730/ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4873116732/stnk-22 Single Page Web Applications - JavaScript end-to-end http://www.manning.com/mikowski/

クラウド上のWindowsアプリ: Microsoft Azure RemoteAppの紹介

AzureクラウドからWindowsアプリケーションを配信するMicrosoftの新しいサービス「Azure RemoteApp」のプレビューを発表できて、興奮しています。Azure RemoteAppは、RDP (リモート デスクトップ プロトコル)/RemoteFXの高品質でWAN対応のユーザー エクスペリエンスを特徴とし、実績あるWindows Serverのリモート デスクトップ サービスのインフラストラクチャの上に構築され、一流のクラウド プロバイダーであるAzureのグローバル スケールと信頼性を活用し、どこからでもアクセス可能な「サービスとしてのWindowsアプリケーション」のすぐに使える完成したサービスを提供します。 我々は、ここ数年で、RemoteAppのエクスペリエンスが個人デバイス ユーザーの関心を呼んでいることに気付きました。iPad、Androidスマートフォン、WindowsノートPC、Macのどれであっても、ユーザーは自分のデバイスとの個人的な絆を築いています。ユーザーは、遊びだけでなく仕事にも個人デバイスを使いたいのです。そのために、仕事のアプリケーションへのセキュアなアクセスを必要としています。組織は、この生産性を活用するために、ますますこういったアクセスを提供することを選びつつあります。知識労働者とIT部門の両方にとって、アプリケーションへのアクセスが最重要です。これが、我々がAzure RemoteAppのプレビュー リリースでアプリケーションに集中している理由です。 http://remoteapp.azure.com/ で、自分自身でサービスを体験し、今すぐプレビューに参加できます。 主な機能 エンド ユーザー エクスペリエンス Windows ServerのRemoteAppになじみのある方は、Azure RemoteAppのユーザー エクスペリエンスを即座に理解するでしょう。アプリケーションはリモートで動作していますが、ユーザーには、アプリケーションがローカルのクライアント デバイスで動作しているように見えます。Azure RemoteAppは、ネットワークの遅延や喪失に対して回復性があるWAN対応のプロトコル「RDP」を使っています。アプリケーションは、定型的なテキスト入力からマルチメディアまでの、多様な対話型のシナリオやコンテンツに適した、高品質、高速、滑らかなユーザー エクスペリエンスで配信されます。 サポートされるクライアント 今回の発表では、新しいWindows向けのMicrosoft RemoteAppアプリをリリースします。また、Azure RemoteAppをサポートするために、iOS、Android向けのMicrosoft Remote Desktopアプリをアップデートします。近日中に、Mac、Windows Phone、Windows RT向けのクライアント アプリにも、Azure RemoteAppのサポートを追加する予定です。 http://remoteapp.azure.com/ で、自分のデバイス向けの適切なクライアント アプリをダウンロードできます。 ユーザー向けの永続ストレージ Azure RemoteAppは、ユーザーに50GBの永続ストレージを提供します。このストレージは、信頼性が高くフォールト トレラントなAzure Storageによって支えられており、永続的です。 Windows Server 2012 R2 セッション仮想化 Azure RemoteAppは、Windows Serverのリモート … Continue reading クラウド上のWindowsアプリ: Microsoft Azure RemoteAppの紹介

Azure: VMセキュリティ拡張機能、ExpressRoute GA、予約済みIP、内部ロード バランサー、複数のサイト間VPN、Storage Import/Export GA、新しいSMBファイル共有、API Management、Hybrid Connectionsサービス、Redis Cache、RemoteAppなど…

今朝、Microsoft Azureの多数の拡張をリリースしました。本日の新機能と発表は、次の通りです: Virtual Machines: アンチウィルスの組み込みサポートを含む、統合されたセキュリティ拡張機能、ポータルでのVMイメージの取り込みのサポート ネットワーク: ExpressRouteのGA (一般提供)、複数のサイト間VPN、仮想ネットワーク間のセキュアな接続性、予約済みIP、内部負荷分散 Storage: Import/ExportサービスのGA (一般提供)、新しいSMBファイル共有のプレビュー Remote App: Remote Appサービスのパブリック プレビュー - クラウドでのclientアプリの実行 API Management: 新しいAzure API Managementサービスのプレビュー Hybrid Connections: Azure Web Sites、Azure Mobile Servicesを、オンプレミス データ/アプリと簡単に統合 (無料レベルあり) Cache: 新しいRedis Cacheサービスのプレビュー Store: EA (Enterprise Agreement) のお客様とチャネル パートナーのサポート これらの改善すべては現在利用可能になっており、今すぐ使うことができます (いくつかの機能はまだプレビューであることに注意してください)。詳細は、次の通りです: Virtual Machines: アンチウィルスの組み込みサポートを含む、統合されたセキュリティ拡張機能 以前のポストで (英語 / 日本語)、Azureにホストされた仮想マシンに対するオプションの拡張機能として導入した、新しいVMエージェントについて紹介しました。VMエージェントは、Windows/Lunux VM内で稼働するようにオプションとして有効化できる、軽量で控え目なプロセスです。そして、拡張機能をインストールして管理するために、VMエージェントを使えます。拡張機能は、VMの機能を拡張し、一般的な管理シナリオをより簡単にするのに役立つ、ソフトウェア モジュールです。 本日、VMエージェントを介して有効化する、3つの新しいセキュリティ拡張機能を発表できて、嬉しく思います。 Microsoft Antimalware … Continue reading Azure: VMセキュリティ拡張機能、ExpressRoute GA、予約済みIP、内部ロード バランサー、複数のサイト間VPN、Storage Import/Export GA、新しいSMBファイル共有、API Management、Hybrid Connectionsサービス、Redis Cache、RemoteAppなど…

Azure: SQL Databaseの99.95% SLA、500GB DBサイズ、パフォーマンス改善、セルフサービス復元、ビジネス継続性

今月、Buildカンファレンスで、Azure SQL Databaseで多数の素晴らしい改善を提供する予定であることを発表しました。それは、改善された99.95% SLA、最大500GBのサイズのDBのサポート、セルフサービス復元機能、新しいアクティブ地理レプリケーションのサポートです。Buildの基調講演で新機能をウォークスルーした様子を、この3分間のビデオで見ることができます: https://www.youtube.com/watch?v=LZdLElZUAco 先週、プレビューとしてこれらの新機能を利用可能にしました。また、これらの新機能を活用しやすくする、SQL Databaseの新しいService Tierを導入しました。 SQL Databaseの新しいService Tier 先週、SQL Databaseで新しいBasic/Standard Tierオプションを導入しました。これらは、以前発表した既存のPrenium Tierに追加されるものです。これらのTierは全体として、コスト効率良くAzure SQL Databaseのデプロイとホストを行えるようにする、柔軟な一連の機能を提供します: Basic Tier: 軽いトランザクション ワークロードのアプリケーション向けに設計。Basicのパフォーマンス目標は、予測可能な毎時トランザクション数を提供。 Standard Tier: Standardは、クラウド向けに設計されたビジネス アプリケーション向けの、主力オプション。中レベルのパフォーマンスとビジネス継続性機能を提供。Standardのパフォーマンス目標は、予測可能な毎分トランザクション数を提供。 Premium Tier: Premiumは、ミッション クリティカルなデータベース向けに設計。最高レベルのパフォーマンスと、高度なビジネス継続性機能を提供。Premiumのパフォーマンス目標は、予測可能な毎秒トランザクション数を提供。 これらの料金Tierのいずれかを使うために、SQL Serverライセンスを購入する必要はありません。ライセンスとランタイムのコストはすべて、料金に組み込まれています。データベースは自動管理されます (高可用性、自動パッチ適用、バックアップは、すべて組み込まれてます)。また、日単位の粒度でデータベースの料金を支払えるようになりました (数日間だけデータベースを稼働した場合、1か月全体ではなく、稼働した日数に対してだけ料金を支払います)。 SQL Databaseの新しいBasic Tierの料金は、2GBのSQL Databaseに対して、0.16ドル/日、4.96ドル/月 (16.32円/日、約506円/月) からとなります。プレビュー期間中は、この料金に対して50%割引を行います。新しいTierの料金についてさらに学ぶには、こちらをご覧ください。 改善された99.95% SLAと、より大きなデータベース サイズ SQL Databaseのすべての新しいTierの可用性SLAを、99.95%に拡張します。このSLAは、Basic/Standard/Premium Tierオプションに適用されます。これによって、さらに自信を持ってAzure SQL Databaseのデプロイと実行を行えます。 また、サポートされるデータベースの最大サイズを増加します: Basic Tier: 最大2GBのデータベース サイズをサポート Standard Tier: 最大250GBのデータベース … Continue reading Azure: SQL Databaseの99.95% SLA、500GB DBサイズ、パフォーマンス改善、セルフサービス復元、ビジネス継続性