Server App-V クローズド CTP スタート

Posted: 2010/12/23 カテゴリー: Uncategorized
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Microsoft Server Application Virtualization (Server App-V) の CTP (Community Technology Preview) が始まりました。招待制のため、残念ながらCTPへの登録はできません。

Server App-V の前に、クライアント向けの App-V を簡単に紹介します。App-V は、OS (Windows) とアプリケーションを分離する「アプリケーション仮想化」のテクノロジです。アプリケーションは、クライアントの Windows にインストールされるのではなく、オンデマンドで配信されて利用可能になります。詳しくは、次の App-V 関連ページをご覧ください。

そして、Server App-V は、このクライアント向けの App-V のテクノロジを活用した新機能です。Server App-V は、オンプレミスの Windows Server で動作している既存アプリケーションをパッケージングし、それを Windows Azure の Worker ロールに 配置して実行可能にします。

オンプレミスの Windows Server 上の既存アプリケーションの Windows Azure への移行手段としては、ベータ プログラムが始まっている VM ロールもありますね。VM ロールでは、Windows Serverとアプリケーションを含む Hyper-V VHD (仮想マシン イメージ) を作成し、Windows Azure で VMロールのインスタンスとして実行するのに対し、Server App-V では、アプリケーションのみをパッケージングし、Worker ロールのインスタンスとして実行する点が異なります。

VM ロールでは Widnows Serverの管理 (パッチ適用など) を自分で行う必要がありますが、Server App-V はWorker ロールで稼動するので、Widnows Serverの管理はマイクロソフトにお任せできます。Server App-V については、正式版リリースに向けて追々より詳細な情報が出てくると思うので、今後にご期待ください。

また、既存アプリケーションが、オンプレミスの SQL Serverに接続しているなど、オンプレミスのリソースに依存している場合には、仮想ネットワーク機能を提供する「Windows Azure Connect」(CTPで公開中) を併用可能です。

この Server App-V は、今年10月の PDC10 でアナウンスされていたものです。2010年末までのリリースを予定していた CTP が、今回予定通りリリースされました。正式版は2011年後半の予定です。

Server Application Virtualization (SAV): この機能は、仮想化されたアプリケーションのイメージ (実行モジュール) を、VM ロールではなく、 Windows Azure の Worker ロール (シングル ロール、シングル インスタンス) として展開するための仕組みを提供します。この機能を利用すれば、書き換えや、VM 内でのパッケージ化といった作業なしに、従来型のアプリケーションを容易に Windows Azure に移行することができます。Windows Azure の SAV 機能を使ってアプリケーションの展開を行った後は、自動システム構成や継続的オペレーティング システム管理といった Windows Azure に備わった自動サービス管理機能を活用することができます。Windows Azure の SAV 機能は、2010年の末までに CTP (Community Technology Preview) が利用可能となり、また2011年の後半に最終版をリリースする予定です。

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