Archive for March, 2011

数週間前にお伝えしたように、Java 開発者の Windows Azure でのエクスペリエンスを改善するため (日本語)、我々は熱心に取り組んでいます。今日、我々は、Eclipse 向けのプラグインの最初の コミュニティ テクノロジー プレビュー (CTP) が利用可能になったことを発表します。これは、Java 開発者に、Windows Azure 向けの Web アプリケーションの構築と配置を簡素化する方法を提供します。EclipseCon 2011 に参加した皆さんは、Vijay Rajagopalan のセッション「Open in the Cloud:- Building, Deploying and Managing Java Applications on Windows Azure Platform using Eclipse」(クラウドにおけるオープン性: Eclipse を使った Windows Azure Platform 上の Java アプリケーションの構築、配置、管理) で、新しいプラグインを少しご紹介しました。ここで、詳しくご紹介していきましょう!

(more…)

マイクロソフトは、今回の震災を受けて、Windows Azure 無料パスや、Windows Azure を活用した緊急情報提供用のWebサイト構築および移行支援を発表しました。

そして、その成果が徐々に現れつつあります。詳しくは、次のリンクからどうぞ。関係者の皆様、お疲れ様でした。引き続き、よろしくお願いいたします。

本日から明後日までの3連休に、被災者支援のためのサービスを開発するオンラインイベント “Hack For Japan” を開催しています。僕も、”Hack For Japan” の賛同者の1人に名を連ねております。

被災者のためのサービスを作りたい、アイデアや情報を交換したい、という方は、是非参加してみてください。サービスの実行環境としては、無料で使えるWindows Azure もご検討いただければ。

3/19-3/21 に、被災者支援のためのサービスを開発するためのオンラインイベント “Hack For Japan” を開催することになりましたのでお知らせ致します。

背景と目的

東日本大震災後、たくさんの企業や個人によって救助や情報収集のためになるアプリケーションやサイト、サービスが作られてきました。Google 災害情報ページ(Crisis Response page)や sinsai.info、Yahoo! JAPAN – 地震・津波災害に関する情報などです。また、そうしたサービスの開発には携わってはいないものの、何か役に立ちたい —- そんな developer の皆さんの声もいただいてきました。そこで、developer が結集して、developer 以外の方からもアイディアや要望をいただきつつ、様々な取り組みについて情報交換しながら、より役に立つ災害情報サイト/サービスを提供するための場を提供したいと思います。すでに多くの個人の方や企業・団体が様々なサービスを提供していますが、その中には重複した作業や、お互いに協力できるものも数多くあります。私たちはこのイベントで情報共有の「場」を用意することで、重複の回避や開発の効率化、さらには 1 人では考えつきもしなかったものの開発が実現できるのではないかと考えています。 “Hack For Japan” では、一日の hackathon で終わることなく、継続的に良い ものを作るべくハックし続けていきたいと考えています。ですが、まずはスターティングポイントが必要かと思い、ideathon/hackathon という形を取らせていただければと思います。

  • S/N Ratio > 東北地方太平洋沖地震 対応用 Windows Azure 無料パス (2011/03/12)

改めまして、東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

さて、Bing Maps (英語版) には、Bing Maps の地図情報を活用したアプリケーションを Bing.com 上で公開できる「Map Apps」という機能があります。今回は、東北地方太平洋沖地震に関連した2つのMap Appsをご紹介します。

Map Apps は、国/言語の設定が日本/日本語だと残念ながら動作しません。あらかじめ http://www.bing.com/ にアクセスし、右上の国名 (「日本」など) をクリックし、「米国 – 英語 (United States – English)」を選択しておいてください。日本/日本語に戻す場合も、同様の手順です。

「Japan Earthquake」 (日本の地震) は、東北地方太平洋沖地震の前後の衛星写真を比較するアプリケーションです。見比べることで、地震の被害の大きさをさらに実感してしまいます。

「Earthquakes in Last 7 Days」(過去7日間の地震) は、世界中で過去7日間に発生したマグニチュード2.5以上の地震の震源地を示すアプリケーションです。

今日時点では、3/11の東北地方太平洋沖地震や、その後の数々の余震がすべて表示されています。東北沖の地震数の多さに、改めて驚いてしまいます。

「Map Apps」だけでなく、外部のWebアプリケーションやリッチ クライアントに Bing Maps を組み込むことも簡単にできます。Bing Maps を活用したアプリケーションを作ってみたい方は、次のWebサイトをご覧ください。(すべて英語です…)

3/12からスタートしたWindows Azure 無料パスをはじめとする、日本マイクロソフトによる東北地方太平洋沖地震に伴う支援と対応をまとめたニュース リリースです。

  • S/N Ratio > 東北地方太平洋沖地震 対応用 Windows Azure 無料パス (2011/03/12)
  • 日本マイクロソフト > 東北地方太平洋沖地震に伴う支援と対応について (2011/03/15)

東北地方太平洋沖地震に伴う支援と対応について

このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

マイクロソフトは、被災者の救済および被災地の復興に役立てていただくため、200万ドル相当の支援を行うことを決定しました。また、日本マイクロソフトの社員からの募金を、被災地にて支援活動を展開しているNGOに全額寄付します。

また、マイクロソフトは、救援活動および災害復興の支援を最優先に、以下の活動を実施します。今後、状況を見ながら、追加支援を検討してまいります。

MSN(R)サイトでの情報提供

震災関連情報ポータルページを設置するとともに、安否情報や震災関連情報を掲載し、迅速な情報提供に努めています。

クラウドを活用した緊急情報提供用のWebサイト構築および移行支援

アクセスの集中などによる高負荷状態のWebサイトや、緊急情報提供用のWebサイトについて、クラウドサービス(Windows Azure(TM) Platform)を活用したサイト構築および既存サイトの迅速な移行を支援します。高負荷がかかり処理が追いつかないWebサイトのミラーサイト構築を行うとともに、当社の開発者支援チームが技術支援の提供や、サイト構築を簡素化する支援ツールも提供します。

上記支援を希望される場合は、事務局 info311a@microsoft.com (電子メール)までご連絡下さい。

また、Windows Azure Platformを90日間無料で利用出来るパスを発行しています。

当社クラウドサービスによる救援活動および災害復興の支援

電力供給が制限される状況において、電力消費が少なく、すぐに利用出来る情報提供および共有の手段として、マイクロソフトのクラウドサービスを90日間無償提供します。

  • 提供する機能:連絡用電子メール、電子掲示板および伝言板、文字/音声/映像チャット、緊急支援物資の管理、緊急管理用データベースなど

対象となるクラウドサービスおよび申し込み/問合せ先は以下のとおりです。

非営利法人(NGO/NPO)向けの支援

被災地の復旧支援を行う非営利法人を対象に、復旧作業の業務に必要なWindows(R)製品、Office製品およびサーバー製品などの当社ソフトウェア製品を一定の枠内にて無償でダウンロード提供します。支援を希望される場合、問合せ窓口(japanca2@microsoft.com)まで、団体名、ソフトウェアの活用用途、希望ソフトウェア製品名および数量を電子メールにてお送りください。担当者よりご連絡します。

なお、ネットワーク回線への負荷軽減や節電を考慮し、3月15日(火)午後1時に予定していた最新ブラウザーInternet Explorer(R) 9日本語版の製品版提供の延期を決定しました。新たな提供日については復旧状況を見ながら決定次第ご案内申し上げます。

マイクロソフトは、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げております。

明日 3/14 (というかもう今日ですね) 予定されている、東京電力による計画停電の情報が、東京電力 Webサイトへのアクセス集中のために、確認しづらい状況です。

そこで、PDFで公開されている計画停電のグループ分けの情報などを、Excelに抽出してまとめてみました。Excelのフィルターを使うことで、効率よく住所を絞り込めます。

今回の震災に関連するWebサイトやサービスの提供のために、Widnows Azure を90日間無償でお使いいただけます。プロモ コードは「AZURE312」です。

Azure 利用に関するご相談は、Twitter ハッシュ タグ #azurejp までお気軽にどうぞ。

2011/03/14 追記

Azureの課金体系では、データ転送量に対する課金は、他の機能と違って予測が難しいものです。そこで、今回の無料パスにおいて、データ転送量課金の無料枠制限をなくしました。課金の心配なく、どんどんお使いください。

  • Windows Azure
    • 3 Small コンピューティング インスタンス
    • 3 GB ストレージ
    • 250,000 ストレージ トランザクション
  • SQL Azure
    • 2 x 1 GB SQL Azure Web Edition データベース
  • AppFabric
    • 100,000 アクセス制御トランザクション
    • 2 サービスバス コネクション
  • Data Transfers
    • 東北地方太平洋沖地震対策用に限り特に制限はございません
    • 東北地方太平洋沖地震対策用に限り特に制限はございません

2011/03/14 追記 その2

さらに、ストレージ、ストレージ トランザクション、AppFabricに関しても、無料枠の制限をなくしました!

コンピューティング インスタンスも、Small x 3からSmall x 4 に増えています。Medium インスタンス 2つや、Large インスタンス 1つとしても使えますよ。

次のページで利用可能なリソースが記載されていますが、本地震対策の用途に限り標準の Windows Azure Platform 利用上限 (利用の上限欄参照) までご利用可能です。Windows Azure コンピューティングインスタンスと SQL Azure については次ページの記載内容が利用上限となります。不足する場合は、大変お手数をおかけしますが弊社サポートまでご連絡をお願いいたします。上限の変更対応をさせていただきます。

 

  • Windows Azure
    • 4 Small コンピューティング インスタンス
    • ストレージ: 東北地方太平洋沖地震対策用に限り、標準の Windows Azure Platform 利用上限までご利用いただけます
    • ストレージ トランザクション: 東北地方太平洋沖地震対策用に限り、標準の Windows Azure Platform 利用上限までご利用いただけます
  • SQL Azure
    • 2 x 1 GB SQL Azure Web Edition データベース
  • AppFabric
    • アクセス コントロール トランザクション: サービス バス東北地方太平洋沖地震対策用に限り、標準の Windows Azure Platform 利用上限までご利用いただけます
    • サービス バス 接続: 東北地方太平洋沖地震対策用に限り、標準の Windows Azure Platform 利用上限までご利用いただけます
  • Data Transfers
    • 受信: 東北地方太平洋沖地震対策用に限り、標準の Windows Azure Platform 利用上限までご利用いただけます
    • 送信: 東北地方太平洋沖地震対策用に限り、標準の Windows Azure Platform 利用上限までご利用いただけます

関連ニュース (随時追記)

(漢字表記は違うけど同じ名前の) 佐藤直樹さんの、次のブログ エントリの続編です。

今回は、「Azure Storage Explorer」の代わりに、無償ツール「CloudBerry Explorer for Azure Blob Storage」を使うことで、サブ ディレクトリを持つ静的Webコンテンツを、簡単にWindows Azure Blob ストレージにアップロードしていきます。

まずは、次のブログ エントリの手順1~6に従います。

次に、「CloudBerry Explorer for Azure Blob Storage」をダウンロード、インストールし、そして起動します。

無償のユーザー登録を求められるので、適当なユーザー名と自分のメール アドレスを入力し、「Get Registration Key」をクリックします。すぐに登録キーがメールで通知されてくるので、「Enter Registration Key」に登録キーをペーストします。「Register Later」をクリックして、とりあえず登録をスキップしても構いません。

左側の「Source」プルダウン リストの「New Azure Blob Storage Account」を選択して (あるいは [File] メニュー > [Azure Blob Storage Account]をクリックし「New Account」をクリックして) Blobストレージのアカウント情報を入力します。

「Display name」は適宜、「Account」と「Shared Key」は、Windows Azure Management Portalで、対象のStorage アカウントのものを使います。分からない場合は、手順1~6を再確認しましょう。

指定した Storage アカウントの「Root」が表示されます。Storage アカウント新規作成直後なら、何もないはずです。

「New Container」ボタン (立方体のイラスト) をクリックし、新規作成するコンテナ名を指定します。コンテナ名は、URLの一部になることに注意しましょう。

「Access Control」は、パブリックWebサイトの用途では「Public read access for blobs only」にしておきます。

画面右側では、ローカル ディスクの内容が表示されています。静的Webサイトのコンテンツを置いてあるディレクトリに進みます。たとえば、Apacheのデフォルト構成なら「htdocs」ディレクトリです。

ここでは、静的Webサイトのサンプルとして、Apache 2.2のマニュアルを使ってみます。ご自身の静的Webコンテンツをアップロードしたい場合は、適宜読み替えてください。

http://www.apache.org/dyn/closer.cgi/httpd/docs/ から適当なミラー サイトを選んで、「httpd-docs-2.2.14.ja.zip」(もしなければ、類似したファイル名のファイル) をダウンロードし、適当なディレクトリに展開します。

CloudBerry Explorer for Azure Blob Storageに戻り、ファイルを展開したディレクトリに進みます。HTMLなどのファイルやサブ ディレクトリをすべて選択し、「Copy」ボタンをクリックすると、Blob ストレージへのアップロードが始まります。

しばらく待つと、アップロードが完了します。Blobアカウント側にも、同じファイルやサブ ディレクトリが表示されているはずです。

Blobアカウント側の「index.html」を右クリックし「Web URL」をクリックすると、URLが表示されます。「Open link」ボタンをクリックして、Webブラウザで表示を確認してみましょう。Blobアカウント名とコンテナ名を含む、次のようなURLになっているはずです。

以上で完了です。オプションで、AzureのCDNを使ったキャッシュを利用する場合は、下記エントリ最後の手順に従ってください。

CDNを使う場合、次のようなURLになります。

Windows Azure VM Role での SQL Server サポートに関する、現時点での公式情報です。機械翻訳による日本語版もありますが、やや読みづらいので、多少修正した日本語訳も載せておきます。

  • Support policy for Microsoft SQL Server products that are running in a hardware virtualization environment
  • ハードウェア仮想化環境で実行されている Microsoft SQL Server 製品のサポート ポリシー

Q8: Can customers run SQL Server in the Windows Azure VM role?

A8: SQL Server is currently not supported for production workloads in the Windows Azure VM role. Customers who want to deploy data platform capabilities today in the Windows Azure platform should use SQL Azure. SQL Azure is a fully managed cloud-based service that is built on SQL Server technologies. SQL Azure also offers SQL Azure Reporting for BI capability and Data Sync to synchronize data between SQL Azure and SQL Server. Or, customers may decide to work with Microsoft hosting partners.

Q8: お客様は、Windows Azure の VM ロールでSQL Serverを実行できますか。

A8: 現在、Windows Azure の VM ロールでは、SQL Server は本番のワークロードに対してはサポートされていません。今日、Windows Azure プラットフォームにおいてデータ プラットフォーム機能の配置を希望するお客様は、SQL Azure を使用してください。SQL Azure は、SQL Server テクノロジー上に構築された、完全に管理されたクラウド ベースのサービスです。SQL Azure では、BI 機能として SQL Azure Reportingが提供され、SQL Azure と SQL Server との間でデータを同期するための Data Sync も提供されます。また、お客様がマイクロソフトのホスティング パートナーを利用することもできます。

もう3月ですが、「Windows Azure Platform Training Kit」の2月のアップデートが公開されました。

Windows Azure AppFabric の February CTP のサポートが中心とのこと。

The February 2011 update of the Windows Azure Platform Training Kit includes several updates and bug fixes for the hands-on labs. Most of the updates were focused on supporting the new Windows Azure AppFabric February CTP and the new portal experience for AppFabric Caching, Access Control, and the Service Bus.
Some of the specific changes with the February update of the training kit includes:

  • [Fixes] Several bug fixes in demos and labs
  • [Updated] Hands-on Lab – Building Windows Azure Apps with the Caching service
  • [Updated] Hands-on Lab – Using the Access Control Service to Federate with Multiple Business Identity Providers
  • [Updated] Hands-on Lab – Introduction to the AppFabric Access Control Service V2
  • [Updated] Hands-on Lab – Introduction to the Windows Azure AppFabric Service Bus Futures
  • [Updated] Hands-on Lab – Advanced Web and Worker Roles – fixed PHP installer script
  • [Updated] Demo Script – Rafiki PDC Keynote Demo
  • [Fixes] The setup scripts for all hands-on labs and demo scripts have also been updated so that the content can easily be used on a machine running Windows 7 SP1.

余談ですが、「Windows Azure Platform Training Kit」に含まれているハンズオン マテリアルのセクションは、MSDNでオンラインで参照できることをご存じですか?  こちらのサイトも、オフライン版の Training Kit と同期して更新されています。

いちいちオフライン版をインストールしたくない場合や、通常使っていないマシンで内容を確認したい場合に便利。