6月, 2011 のアーカイブ

本日、Windows Azure Platform (英語/日本語) の課金における変更を発表します。今回の変更は、大量の受信トラフィックを伴うクラウド アプリケーションを持つお客様や、大量の既存データをクラウドに移行することに興味のあるお客様にとって、大幅なコスト削減となります。2011年7月1日以降の課金期間に対して、ピーク時およびオフピーク時のすべての受信データ転送が無料になります

この発表をお伝えしたお客様やパートナー様は、今回の変更を喜んでいます。イギリスの通信社であるPress Associationは、Press Association Sportでスポーツの論説やデータ サービスを提供しています。Press Association Sportは、イギリスのプロ サッカー リーグの公式データ パートナーとして、大量の文字、データ、およびマルチメディア コンテンツをWindows Azureに毎月アップロードし、世界中のMSNでそれらを提供することを計画しています。Press AssociationのCTOであるAndrew Dowsettは、彼らのビジネスに対する利点を次のように説明しています。「我々が生成する莫大なデータ量、月ごとのデータ量の変動、時とともにデータ量が増大していくという事実のため、我々が毎月アップロードするデータ量の見積もりが問題でした。受信データ転送のコストがなくなることで、プロジェクトの見積もりが容易になり、必要と思われるデータをアップロードする際の障壁が取り除かれます。」

VRX StudiosのPresident兼CEOであるDavid MacLarenは、今回の価格変更について次のように述べています。「これは、あらゆる規模の企業にとって、Windows Azureがより手頃な価格になるための重要な一歩です。企業が扱うデータ量がMB、GB、TBのどの単位であっても、データ受信の課金がなくなることで、研究開発、テスト、運用におけるコストが大きく削減されます。」

我々は、今回のような変更が、お客様にとってのWindows Azure Platformの価値を高め続けることを願っています。

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おまけとして、データ転送の課金に関して、簡単にまとめておきましょう。

データ転送に対する課金は、Windows Azure Platformが稼働するマイクロソフトのデータセンターとデータセンター外部との間の通信量に対して発生します。「受信」は外部からデータセンターに対する通信、「送信」はその逆です。

たとえば、Windows Azure ComputeのWeb RoleでWebアプリケーションを稼働している場合、WebブラウザなどのHTTPクライアントからWebサーバー (IIS) に送信されるHTTPリクエストが「受信データ転送」に、HTTPクライアントに返されるHTTPレスポンス (HTML、JavaScript、画像など) が「送信データ転送」になります。

Windows Azure StorageやSQL Azure Databaseへのアクセスは、(Webアプリからのアクセスなどで) アクセス元が同じデータセンターで稼働している場合は、データ転送の課金は発生しません。アクセス元が、データセンター外部やAzureの他のデータセンターの場合には、データ転送の課金が発生します。

今回、受信データ転送が無料になったことで、サイズの大きなコンテンツをアップロードするようなWebアプリケーションや、Azureへの移行時にSQL AzureやWindows Azure Storageに初期データをバッチでロードするような場合に、大きなコスト削減が見込まれます。

日本でWidnows Azureを使っているユーザーのコミュニティとして、「Japan Windows Azure User Group」(JAZ/JAZUG) が活動しています。

Azureに興味がある、Azureを使っている人たちと交流したい、Azureの生の情報を知りたい、という方は、是非ご参加ください。Webサイト、Twitter、Facebook、MLなどのメディアを使っています。詳しくは、次のリンクからどうぞ。

JAZUGに限らず、IT業界はどうしても男性中心になってしまいがちですよね。JAZUGでは、Azure使いの?女子を盛り上げていこう、ということで、女子部が活動を始めています。7/9(土)には、第1回の勉強会も予定されています。男子禁制なので、女子のみなさんのご参加をお待ちしております!

Japan Windows Azure User Group女子部 の初勉強会を開催します。

初回の内容は、クラウドに興味あるけどAzureって何?という方向けのAzure入門編になります。

Azureに興味あるIT系女子なら誰でもご参加頂けます。

すでにAzureを使っているよ!という方も、この機会にIT女子同士、情報交換をして交流を深めましょう!

美味しいスイーツとお土産も付いてきますよ!

  • TANTO – poco a poco > Azure女子部勉強会開催 7月9日(土)(2011/06/07)
  • http://wp.me/p1qbsU-8i

富士通が、Windows Azureを活用したクラウドサービス「Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows Azure」(FGCP/A5)を、8/1より日本国内のデータセンターから正式に提供します。

マイクロソフトは、パブリック クラウドであるWindows Azure Platformを、自社のデータセンターに展開可能にする「Windows Azure Platform Appliance」を提供しており、FGCP/A5はWindows Azure Platform Applianceによって実装されています。

機能面では、Windows Azure、SQL Azure、Windows Azure AppFabricなど、Windows Azure Platformで提供されているものが、基本的にはまったく同様に動作します。

FGCP/A5の価格は、Windows Azure Platformの従量課金と比例しており、15%弱高価です。サポートサービスとして、基本サービス料金の15%がかかるので、合計で約30%高価になります。

詳しくは、こちらから。

エリック ガンマ氏が、Microsoft Distinguished EngineerとしてVisual Studioチームに参加しました! 説明は不要でしょうが、彼は、デザイン パターン本の著者 (Gang of Four) の1人として、そしてJUnitやEclipseへの多大なる貢献などで有名です。

引き続きスイスのチューリッヒで仕事をし、新たにVisual Studioの小さな開発ラボを開設するとのこと。今後が楽しみです。