Windows Azureポータルの改善

Posted: 2012/10/08 カテゴリー: Uncategorized
タグ:, , , ,

本日、Windows Azure管理ポータルに対する多数の機能拡張をリリースしました。新機能は、次の通りです。

  • サービス バスの管理と監視
  • 共同管理者の管理のサポート
  • SQLデータベースに対するインポート/エクスポートのサポート
  • 仮想マシンのエクスペリエンスの拡張
  • クラウド サービスの状態通知の改善
  • メディア サービスの監視のサポート
  • ストレージ コンテナーの作成とアクセス制御のサポート

これらの改善のすべては本番環境で有効化されており、今すぐ使い始めることができます。これらの改善の詳細は、次の通りです。

サービス バスの管理と監視

新しいWindows Azure管理ポータルは、サービス バスの管理と監視をサポートしました。サービス バスは、アプリケーション間に (または、クラウド環境とオンプレミス環境との間に) 位置し、改善されたスケールと復元性のために、それらが疎結合で通信することを可能にする、高度なメッセージング インフラストラクチャです。新しいサービス バスのエクスペリエンスでは、サービスバスの名前空間、キュー、トピック、リレー、サブスクリプションを作成/管理できるようになりました。また、サービス バスのキュー、トピック、サブスクリプションに対する高度な監視も可能になりました。

サービス バス名前空間を作成するには、Windows Azureポータルの「SERVICE BUS」タブを選択し、「CREATE」コマンドを選択するだけです。

これによって、新しい「CREATE A NAMESPACE」ダイアログが現れ、そこで新しいサービス バス名前空間を命名/作成できます。

名前空間を作成すると、「ACCESS KEY」コマンドを介して、名前空間に関連付けられたセキュリティ資格情報を取得できます。これによって、サービス バス名前空間に関連付けられた接続文字列を取得できます。この資格情報がを必要とするアプリケーションに、資格情報の値をコピー&ペーストできます。

また、ポータルの引き出しの新しい (NEW) エクスぺリンスを介して、新しいサービス バスのキューとトピックを作成するのも簡単になりました。「NEW」コマンドをクリックし、「APP SERVICES」カテゴリに進み、新しいサービス バス関連の項目を作成するだけです。

新しいキューやトピックをプロビジョニングすると、それをポータル内で管理できます。名前空間をクリックすると、名前空間内のすべてのキューとトピックが表示されます。

リスト内の項目をクリックすると、ダッシュボード表示にドリル ダウンできます。そこでは、キュー/トピック内のアクティビティとトラフィックを監視し、キュー/トピックに対する操作を実行できます。例として、「orders」キューの表示を示します。着信/発信メッセージ流量、全キュー長、キュー サイズをどのように表示しているかに注目してください。

Pub/Subサブスクリプションを監視するには、トピック内で「ADD METRICS」コマンドを使い、監視する特定のサブスクリプションを選択できます。

共同管理者の管理のサポート

新しいWindows Azureポータルを使って、Windows Azureサブスクリプションに対する共同管理者を追加できるようになりました。これによって、Windows Azureサービスの管理を他のユーザーと共有できます。サブスクリプション共同管理者は、サービス管理者が持つのと同じ管理権限を共有します。ただし、共同管理者は、アカウントに関する請求の詳細を変更/参照できず、サービス管理者をサブスクリプションから削除することもできません。

SETTINGS」セクションで「ADMINISTRATORS」タブをクリックし、「ADD」ボタンを選択して、サブスクリプションに共同管理者を追加します。

共同管理者を追加するには、Microsoftアカウント (旧Windows Live ID) のメール アドレス、または組織アカウントを指定し、そのアカウントを追加したいサブスクリプションを選択します。

EDIT」ボタンをクリックし、共同管理者が属するサブスクリプションを選択/選択解除することで、共同管理者がアクセス権を持つサブスクリプションを後で更新できます。

SQLデータベースに対するインポート/エクスポートのサポート

Windows Azure管理ポータルは、SQLデータベースのBLOBストレージからのインポート、BLOBストレージへのエクスポートをサポートするようになりました。SQL Server 2012でサポートされているのと同じBACPACファイル フォーマットを使って、データベースをBLOBストレージからインポートし、BLOBストレージにエクスポートできます。特に、これによって、オンプレミス環境とクラウド環境との間でデータベースをコピー/移行するのが簡単になります。

SQLデータベースは、下部の引き出しの中に「EXPORT」コマンドを持つようになりました。このコマンドを押すと、データベースをWindows Azureストレージ コンテナーに保存するダイアログが表示されます。

UIでは、既存のストレージ アカウントを選択するか、新規ストレージ アカウントを作成し、BLOBストレージに永続化するBACPACファイルの名前を指定できます。

また、「NEW」コマンドを使うことで、新規SQLデータベースをインポート/作成できるようになりました。これによって、データベースのインポート元のストレージ コンテナーとファイルを選択するダイアログが表示されます。

Windows Azureポータルによって、インポート/エクスポート操作の進捗を監視できます。ポータルからログアウトした後に、ポータルに戻り、SQLデータベース サーバーの新しい「HISTORY」タブで、操作すべてのステータスを確認できます。これは、インポート/エクスポート履歴すべてと、それぞれのステータス (成功/失敗) を表示します。

仮想マシンのエクスペリエンスの拡張

新しく仮想マシンをサポートしたプレビューを使っているお客様から聞いた共通の苦情の1つは、VMインスタンス (またはVMドライブ) を削除したときに、関連付けられているVHDを削除できないことでした。本日のリリース以前は、VHDはストレージ アカウント内に存続し続け、ストレージの料金が蓄積していきました。

仮想マシンの「DISKS」タブに進み、削除したいVMディスクを選択し、「DELETE DISK」コマンドをクリックできるようになりました。

DELETE DISK」ボタンをクリックすると、ディスクとそれに関連付けられているVHDファイルを削除する (ストレージから完全に消去する) オプションがあります。あるいは、ディスクを削除するが、ストレージ内のVHDを引き続き保持することもできます。

クラウド サービスの状態通知の改善

Windows Azureポータルは、ロール インスタンスの正常性状態に関するさらなる情報を公開するようになりました。いずれかのインスタンスが「Running」状態ではない場合、ダッシュボード上部で状態が要約されます (そして、ロールの正常性が変化すると、自動的に更新されます)。

状態要約表示内のインスタンスのハイパーリンクをクリックすると、詳細なロール インスタンス表示に進み、各インスタンスのより詳細な正常性状態を取得できます。この詳細表示内でより具体的な状態情報を提供し、アプリの正常性に対するより良い可視性を提供するために、ポータルが更新されました。

メディア サービスの監視のサポート

Windows Azureメディア サービスによって、Windows Azureメディア サービス アカウント内でメディア処理ジョブ (たとえば、メディア ファイルのエンコード) を作成できます。Windows Azureポータル内で、処理待ちのキューに入っているエンコード ジョブの数、およびエンコード ジョブに対するアクティブな/失敗した/キューに入っているタスクを監視できるようになりました。メディア サービス アカウントダッシュボード上で、過去6時間、24時間、7日間の監視データを可視化できます。

ストレージ コンテナーの作成とアクセス制御のサポート

Windows Azureポータルから、Windows Azureストレージのストレージ コンテナーを作成できるようになりました。ストレージ アカウントを選択後、「CONTAINERS」タブに進み、「ADD CONTAINER」コマンドをクリックできます。

これによって、新規コンテナーを命名し、それに対するアクセスを制御するダイアログが表示されます。

また、コンテナーを選択し、新しい「EDIT CONTAINER」コマンドを使うことで、既存のコンテナーのアクセス設定とコンテナー メタデータを更新できます。

これによって、コンテナー編集ダイアログが表示され、コンテナーの設定を変更して保存できます。

コンテナーをの作成/編集に加え、ポータル内でコンテナーをクリックして、コンテナー内のBLOBにドリルインして参照できます。

まとめ

前述の機能はすべて本番環境で有効化されており、今すぐ使うことができます。もしWindows Azureアカウントをまだ持っていない場合は、無料評価版に登録して、今日から使い始めることができます。Windows Azure開発者センターにアクセスして、Windows Azureでのアプリ構築方法についてさらに学んでください。

今月中に、最新リリースのWindows Server 2012と.NET 4.5をサポートを含む、さらなる新機能と拡張を予定しています (Windows Server 2012と.NET 4.5をベースにした新しいWebロール/ワーカー ロール イメージに対応し、Webサイトで.NET 4.5をサポートする予定です)。これらの新機能が利用可能になった際には、詳細に関しては私のブログから目を離さないでいてください。

関連情報

コメント
  1. […] Windows Azureポータルの改善 […]

  2. […] to the Windows Azure Portal ”(英語:弊社 Naoki Sato のブログ S/N RATIO「Windows Azure ポータルの改善」に翻訳があります) […]

  3. […] Improvements to the Windows Azure Portal ”(英語:弊社 Naoki Sato のブログ S/N RATIO「Windows Azure ポータルの改善」に翻訳があります) […]

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中