Windows Azure: BizTalkサービス、Traffic Manager、Azure ADアプリケーション アクセスの一般提供 (GA)、モバイル サービスのXamarinサポート

Posted: 2013/11/25 カテゴリー: Uncategorized
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今朝、Windows Azureに対する一連の素晴らしい拡張をリリースしました。本日の新機能は、次の通りです:

  • BizTalkサービス: 一般提供 (GA) リリース
  • Traffic Manager: 一般提供 (GA) リリース
  • Active Directory: アプリケーション アクセスのサポートの一般提供 (GA) リリース
  • モバイル サービス: Active Directoryのサポート、iOS/Android向けのC#とXamarinのサポート、オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御
  • 通知ハブ: 料金の値下げ、デバッグ送信のサポート
  • Webサイト: BLOBストレージへの自動ログ記録での、診断のサポート
  • ストレージ: ストレージ メトリックをベースにしたアラートのサポート
  • 監視: Windows Azure監視サービス ライブラリのプレビュー リリース

これらの改善すべては現在利用可能になっており、今すぐ使うことができます (いくつかの機能はまだプレビューであることに注意してください)。詳細は、次の通りです:

BizTalkサービス: 一般提供 (GA) リリース

Windows Azure BizTalkサービスの一般提供 (GA) リリースを発表できて、興奮しています。このリリースは、運用環境で有効化されており、企業向けのSLAによって支えられ、Microsoftサポートによってサポートされ、運用環境のシナリオで使用する準備ができています。

Windows Azure BizTalkサービスによって、サプライ チェーン、クラウド ベースのEDI (電子データ交換)、EAI (エンタープライズ アプリケーション統合) といった、強力なビジネス シナリオが可能になります。すべてのシナリオで、使い慣れたツールとエンタープライズ レベルの信頼性が提供されます。BizTalkサービスは、パートナー間のEDI関係の管理、およびオンプレミス資産とのEAIブリッジの設定の組み込みサポートを提供します (後者には、オンプレミスのSAP、SQL Server、Oracle、Seibelのシステムとの統合の組み込みサポートが含まれます)。また、オプションとして、Windows Azure BizTalkサービスをオンプレミスのBizTalk Serverと統合できます。これによって、強力なハイブリッドのエンタープライズ ソリューションが可能になります。

BizTalkサービスの作成

BizTalkサービスの新規作成は簡単です。BizTalkサービスのインスタンスを新規作成するには、「新規」>「アプリケーション サービス」>「BizTalkサービス」を選択するだけです:

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すると、Windows Azureは、自分が使うための新しい可用性の高いBizTalkインスタンスをプロビジョニングします:

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BizTalkサービスの各インスタンスは、テナント別の占有型環境で稼働します。BizTalkサービスがプロビジョニングされたら、自社のビジネスをサプライ チェーンとより良く統合し、パートナーとのEDIを可能にし、そして、EAI統合を促進するためにオンプレミスのシステムをクラウドに拡張するために、BizTalkサービスを使えます。

プレビューとGAとの間の変更点

チームは、Windows Azure BizTalkサービスの一般提供 (GA) の準備に、極めて熱心に取り組んできました。GAのために品質を向上することに加えて、プレビュー期間中のお客様からのフィードバックに対処するために。多数の機能改善を行いました。この改善は、次の通りです:

  • B2BとEDIの機能が、「基本」エディションと「標準」エディション (英語 / 日本語 (機械翻訳)) でも利用可能になりました (プレビューでは、「プレミアム」エディションでのみ利用可能でした)
  • 大きく簡素化された (英語 / 日本語 (機械翻訳)) プロビジョニング プロセス – ACS名前空間と自己署名証明書が、あなたに代わって自動作成されるようになりました
  • 世界中のWindows Azureリージョンでのデプロイのサポート
  • 複数の認証IDと複数のデプロイが、BizTalkポータルでサポートされるようになりました
  • ビジネス継続性を可能にするために、バックアップと復元がサポートされるようになりました

すでにプレビューでBizTalkサービスを使っている場合は、自動的にGAサービスに移行され、新しい料金は2014年1月1日に有効になります。

作業の開始

最初のBizTalkサービスのプロビジョニングを始めるために、この記事 (英語 / 日本語 (機械翻訳)) をお読みください。BizTalkサービスは、非常に安価な料金でEDIやEAIのワークロードの完全な開発とテストを行える、「デベロッパー」エディションをサポートしています。サービスと新しい料金に関してさらに学ぶには、BizTalkサービスのドキュメント (英語 / 日本語 (機械翻訳)) をお読みください。

Traffic Manager: 一般提供 (GA) リリース

また、Windows Azure Traffic Managerも一般提供 (GA) になったことを発表できて、興奮しています。このリリースは、運用環境で有効化されており、企業向けのSLAによって支えられ、Microsoftサポートによってサポートされ、運用環境のシナリオで使用する準備ができています。

Windows Azure Traffic Managerによって、Windows Azureでホストしているアプリケーションへの、ユーザー トラフィックの分散を制御できます。アプリケーションを、同じデータセンターで稼働させることも、世界中の異なるリージョンにわたって分散させることもできます。ドメイン名のDNS (ドメイン名システム) クエリにインテリジェントなルーティング ポリシー エンジンを適用し、DNSルートをアプリケーションの適切なインスタンスにマッピングすることで、Traffic Managerは動作します。

アプリケーション インスタンスの1つに問題が発生した際の、ユーザー トラフィックの自動フェイルオーバーのシナリオを可能にすることで、アプリケーションの可用性を改善するために、Traffic Managerを使えます。また、ユーザーに最も近いアプリケーション インスタンスにユーザーを自動的にルーティングすることで、アプリケーションのパフォーマンスを改善するために、Traffic Managerを使えます (たとえば、ヨーロッパのユーザーをアプリのヨーロッパのインスタンスにルーティングし、北米のユーザーをアプリの北米のインスタンスにルーティングするように、Traffic Managerを設定できます)。

作業の開始

Traffic Managerの設定は、簡単です。Windows Azure管理ポータルで、「新規」>「ネットワーク サービス」>「Traffic Manager」を選択するだけです:

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Windows Azure Traffic Managerの作成時に、「負荷分散方法」を指定できます。これは、使いたい既定のトラフィック ルーティング ポリシー エンジンを示します。ここでは、「フェールオーバー」ポリシーを選択しました。

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Traffic Managerインスタンスが作成されたら、「エンドポイント」タブをクリックして、Traffic Managerにトラフィックをルーテイングさせたいアプリケーションやサービスのエンドポイントを選択できます。ここでは、(ヨーロッパと北米にある) 2つの仮想マシンのデプロイを追加しました:

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高可用性の有効化

Traffic Managerは、構成された各アプリケーション/サービス エンドポイントの健全性を監視し、サービスに障害が発生した場合には、他のアプリケーション/サービス エンドポイントに自動的にトラフィックをリダイレクトします。

次の例では、Traffic Managerは「フェールオーバー」ポリシーで構成されています。このポリシーは、既定ではすべてのトラフィックが最初のエンドポイント (scottgudemo11) に送信されますが、(次に示すように) そのアプリ インスタンスがダウンしている、あるいは、そのアプリ インスタンスに問題がある場合は、トラフィックが自動的に次のエンドポイント (scottgudemo12) にリダイレクトされることを意味しています:

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Traffic Managerでは、エンドポイントの健全性を監視するために使う、プロトコル、ポート、監視パスを構成できます。監視パスとして任意のWebページを使うことも、専用の監視ページを使い、その監視ページで独自の健全性確認ロジックを実装することもできます:

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パフォーマンス改善の有効化

異なる地理的リージョンにアプリケーションやサービスのインスタンスを複数デプロイし、Traffic Managerの「パフォーマンス」負荷分散ポリシーを使って、アプリケーションの最も近いインスタンスに自動的にエンド ユーザーをルーティングできます。これによって、エンド ユーザーが経験するネットワーク待機時間を削減することで、エンド ユーザーのパフォーマンスが改善されます:

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先ほど作成したTraffic Managerインスタンスでは、Windows Azureの西ヨーロッパ リージョンと米国西部リージョンに、VMがあります:

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これは、ヨーロッパのユーザーがアプリケーションにアクセスすると、ユーザーは西ヨーロッパのアプリケーション インスタンスに自動的にルーティングされることを意味しています。北米のユーザーがアプリケーションにアクセスすると、ユーザーは米国西部のアプリケーション インスタンスに自動的にルーティングされます。

エンドポイント監視とフェイルオーバーは、「フェールオーバー」ポリシーだけではなく、Traffic Managerのすべての負荷分散ポリシーの機能であることに注意してください。これは、これら2つのインスタンスのうちの1つに問題が発生し、それがオフラインになった場合に、Traffic Managerがすべてのユーザーを自動的に健全なインスタンスにルーティングすることを意味しています。

シームレスなアプリケーション更新

また、Traffic Managerでは、各アプリケーション/サービス エンドポイントを明示的に有効化/無効化できます。これを行うには、エンドポイントを選択して、「無効化」コマンドをクリックするだけです:

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これによって、基になるアプリケーションが停止されることはありません。これは、Traffic Managerに、トラフィックを他のどこかにルーティングするよう伝えるだけです。これによって、わずか数クリックで、アプリケーション/サービスの特定のデプロイの更新やテストの間に、トラフィックをそのデプロイから移行し、それから、そのサービスをルーティング先に戻せるようになります。

一般提供 (GA)

Traffic Managerは、可用性の高いアプリケーションを可能にする上で重要な役割を果たすので、Traffic Manager自体の可用性が高いことは、もちろん重要です。これが、一般提供 (GA) の一環として、99.99%のTraffic Managerの稼働時間SLAを発表した理由です。

Traffic Managerは、プレビュー期間中は無料で利用可能でした。無料のプロモーション料金は、2013年12月31日まで有効です。2014年1月1日から、次の料金が適用されます:

  • 100万クエリあたり0.75ドル (62.28円) (10億クエリ以降は、0.325ドル (26.99円) に値下げ)
  • サービス エンドポイントあたり月あたり0.50ドル (41.52円)

料金の完全な詳細は、Windows Azure Webサイトで入手可能です。(エンドポイント監視の詳細な説明、すべての構成オプション、Traffic Manager管理REST APIを含む) Traffic Managerに関する追加の詳細は、MSDNで入手可能です (英語 / 日本語)。

Active Directory: アプリケーション アクセスの一般提供 (GA)

今年の夏、SaaSアプリケーションとLOBベースのアプリケーションに対するシングル サインオン (SSO) サポートをセキュアに実装できるようにする、Windows Azure Active Directory向けのアプリケーション アクセス拡張の初期プレビューをリリースしました。それ以来、(Office 365、SalesForce.com、Box、Google Apps、Concur、Workday、DropBox、GitHubといった、人気の高いアプリを含む) 500以上のアプリケーションに対するSSOサポートを追加しました。

今週のリリースで、先月 (英語 / 日本語) リリースした拡張の上に構築された、Windows Azure Active Directoryのアプリケーション アクセス機能の一般提供 (GA) リリースを発表できて、興奮しています。本日のリリース以降、Windows Azure Active Directoryのすべてのお客様は、次の機能を無料で利用可能です:

  • 統合済みのすべてのSaaSアプリへのSSO
  • アプリケーション アクセスの割り当てと削除
  • ユーザー プロビジョニングとプロビジョニング解除のサポート
  • 3つの組み込みセキュリティ レポート
  • 管理ポータルのサポート

すべてのお客様は、Windows Azure管理ポータルの「Active Directory」セクションで、アプリケーション アクセス機能を使えるようになりました。

作業の開始

自分のActive DirectoryをSaaSやLOBのアプリケーションに統合するには、Windows Azure管理ポータルでディレクトリの「アプリケーション」タブに進み、「追加」ボタンをクリックします:

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「追加」ボタンをクリックすると、LOBアプリケーションとSaaSアプリケーションのどちらを追加したいか選択できるダイアログが表示されます:

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2番目のリンクをクリックすると、自分のディレクトリを簡単に統合できる、500以上の人気の高いアプリケーションのギャラリーが表示されます:

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SSOを有効化したいアプリケーションを選択し、OKボタンをクリックします。これによって、アプリケーションがディレクトリに登録されます:

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それから、シングル サインオンのサポートの設定を迅速にウォークスルーし、自分のActive Directoryが自動的にSaaSアプリケーションでアカウントをプロビジョニングできるようにすることができます。これによって、自分のActive Directoryのメンバーである社員が、企業/Active Directory アカウントを使って、SaaSアプリケーションに簡単にサインインできるようにできます。

社員によるアプリへのサインインをさらに便利にすること (覚えるべきユーザー名/パスワードが1つ少なくなること) に加えて、このSSOサポートは、企業のデータをさらにセキュアにします。社員が企業を退職し、その社員のActive Directoryアカウントが一時停止/削除された場合、その社員はすべてのSaaSアプリケーションへのアクセスを失います。また、Active DirectoryのIT管理者は、さらにセキュアなアイデンティティ アクセスを実現するために、オプションとして、9月にリリースされた多要素認証サポート (英語 / 日本語) を使って、SaaSアプリケーションへのログイン時に、社員に第2の認証形式 (スマートフォン アプリやSMSチャレンジ) を使うよう求めることを選択できます。Windows Azure多要素認証サービスは、本日リリースされたSaaSサポートと本当にうまく連携します。文字通り数分以内で、企業全体で、(多要素認証サポートを備えた) 任意のSaaSアプリケーションのセキュアなサポートを設定できます。

こちら (英語 / 日本語 (機械翻訳)) で、Active Directoryで提供している機能に関してさらに学べます。また、Windows Azure ADフォーラム (英語 / 日本語 (機械翻訳)) で、本日のリリースに関して質問しフィードバックできます。

モバイル サービス: Active Directory統合、Xamarinサポート、オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御

エンタープライズは、自社のLOBアプリを配信するために、ますますモバイルに向っています。本日、モバイルLOBアプリの構築をさらに簡単にする、モバイル サービスに対する多数の胸躍るアップデートをリリースします。

モバイル サービスのWindows Azure Active Directory統合のプレビュー

モバイル サービスおけるWindows Azure Active Directoryサポートのプレビューを発表できて、興奮しています。このサポートを使って、社員が企業Active Directory資格情報でモバイル アプリケーションにサインインできるようにするために、モバイル ビジネス アプリケーションで、モバイル サービスの同一で簡単な認証エクスペリエンスを使うことができるようになりました。

この機能では、モバイル サービスにおけるアイデンティティ プロバイダーとして、すでにサポート済みの他のアイデンティティ プロバイダー (Microsoftアカウント、Facebook ID、Google ID、Twitter ID) と並んで、Windows Azure Active Directoryがサポートされるようになります。モバイル サービスの「ID」タブをクリックすることで、Active Directoryサポートを有効化できます:

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モバイル サービスにおけるWindows Azure Active Directoryサポートを使うことに興味のあるエンタープライズ開発者の方は、プライベート プレビューに登録するために、mobileservices@microsoft.comに連絡してください。

Xamarinとモバイル サービスを使った、クロス プラットフォームの接続済みアプリ

Xamarinを使ってC#で書かれたiOS/Androidアプリケーションに対するストレージ、認証、プッシュ通知といった機能の追加を簡単にする、モバイル サービスSDKを提供するために、以前にXamarinと提携しました (英語 / 日本語)。それ以来、数千の開発者がSDKをダウンロードし、バックエンドにWindows Azureを使った、C#でのクロス プラットフォーム モバイル アプリケーションの構築の恩恵を享受しました。つい最近、Visual Studio 2013のローンチの一環として、Microsoftは、Xamarinプラットフォームでのポータブル クラス ライブラリ (PCL) サポート (英語 / 日本語 (機械翻訳)) を含む、Xamarinとの幅広い協力を発表しました (英語) / 日本語 (機械翻訳))。

本日のリリースでは、モバイル サービスに2つの追加のアップデートを行います:

  • Xamarin.iOS、Xamarin.Androidの両方のサポートを含む、アップデートされたモバイル サービス ポータブル クラス ライブラリ (PCL) SDKの提供
  • Windows Azure管理ポータルで直接公開される、Xamarin.iOS、Xamarin.Android向けの新しいクイックスタート プロジェクト

これらのアップデートによって、クラウドに接続されたクロス プラットフォーム モバイル アプリケーションの構築が、さらに簡単になります。

Xamarinとモバイル サービスの作業の開始

Windows Azureモバイル サービスのクイックスタート ページに進むと、新しい「Xamarin」タブが表示されるようになったことが分かるでしょう:

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XamarinとWindows Azureモバイル サービスの作業を開始するために行う必要があるのは、「作業を開始する」セクションのリンクの1つをクリックし、Xamarinツールをインストールし、このクイックスタート ページで直接提供しているXamarinスターター プロジェクトをダウンロードすることだけです:

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プロジェクトをダウンロードした後、それを解凍し、Visual Studio 2013でそのプロジェクトを開きます。すると、iOSアプリケーションのビルドと実行を行えるように、自分のVisual StudioをMacとペアにするよう促されます。設定プロセスの詳細な手順については、こちらを (英語 / 日本語 (機械翻訳) / 関連日本語ドキュメント) ご覧ください。

設定プロセスを完了したら、ターゲットとしてiPhoneシミュレーターを選択し、それからVisual StudioでF5を押して、iOSアプリケーションを実行しデバッグできます:

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XamarinとWindows Azureモバイル サービスの組み合わせによって、C#とVisual Studioを使ったiOS/Androidアプリケーションの構築が、信じられないほど簡単になります。さらなる情報については、チュートリアルとドキュメント (英語 / 日本語 (機械翻訳)) を確認してください。

オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御のサポート

また、モバイル サービスの本日のリリースでは、オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御のサポートを追加します。オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御によって、アプリケーションが、複数のユーザーが送信した競合する更新を検出し解決することができるようになりました。たとえば、あるユーザーが編集するためにモバイル サービスのテーブルからレコードを取得し、その間に別のユーザーがテーブル内のこのレコードを更新した場合、オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御のサポートがないと、最初のユーザーが2番目のユーザーのデータ更新を上書きする可能性があります。オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御があれば、競合する変更を捕捉し、アプリケーションが、ユーザーに手動で競合を解決する選択肢を提供するか、または、解決の挙動を実装することができます。

テーブルの新規作成の際に、オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御をサポートするための、3つのシステム プロパティ列が追加されたことに気づくでしょう: (1) このレコードのバージョンを保持する 「__version」、(2) このレコードが挿入された日時である「__createdAt」、および (3) このレコードが最後に更新された日時である「__updatedAt」の3つです。

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コードに2つの変更を行うことで、アプリケーションでオプティミスティック (楽観的) 同時実行制御を使えます:

まず、次のコード スニペットに示すように、データ モデルにバージョン プロパティを追加します。モバイル サービスは、テーブル内の対応するレコードを更新する際の競合を検出するために、このプロパティを使います。

public class TodoItem
{
        public string Id { get; set; }

        [JsonProperty(PropertyName = "text")]
        public string Text { get; set; }

        [JsonProperty(PropertyName = "__version")]
        public byte[] Version { get; set; }
}

次に、新しい例外であるMobileServicePreconditionFailedExceptionを捕捉することで、アプリケーションを修正して、競合に対処します。モバイル サービスは、競合するレコードのサーバー バージョンが含まれる、このエラーを戻します。アプリケーションは、検出された競合を解決するために、どのバージョンをコミットするかを決定し、サーバーに戻すことができます。

オプティミスティック (楽観的) 同時実行制御に関してさらに学ぶには、新しいモバイル サービスのオプティミスティック (楽観的) 同時実行制御のチュートリアル (英語 / 日本語 (機械翻訳)) を確認してください。また、本日のリリースで追加する、新しいカスタムIDプロパティのサポート (英語 / 日本語 (機械翻訳)) も確認してください。これによって、(シャーディングのサポートを含む) より高度な多様なデータ モデリング シナリオに対応するのが、ずっと簡単になります。

通知ハブ: 料金の値下げとデバッグ送信の改善

8月に、Windows Azure通知ハブの一般提供 (GA) (英語 / 日本語) を発表しました。これは、(Windows Phone、Windows 8、iOS、Androidのデバイスを含む) 任意のモバイル デバイスへの、短い待機時間での大量のプッシュ通知の送信を簡単にする、強力なモバイル プッシュ通知サービスです。通知ハブは、(Windows Azureモバイル サービスを使って構築されたものを含む) 任意のモバイル アプリ バックエンドで使うことができ、クラウドやオンプレミスで稼働するバックエンドで使うこともできます。

料金の値下げ: 有料レベルからの通知ハブの有料アクティブ デバイス制限の削除

通知ハブの料金モデルを簡素化し、コスト削減をお客様に還元するために、以前あった、許可されるアクティブ デバイスの数に関する制限を削除します。たとえば、通知ハブの「基本」レベルの利用料金は100万プッシュ通知に対して月あたり75ドル (6,228円)で 、「標準」レベルの利用料金は500万プッシュ通知あたり月あたり199ドル (16,525円) になります (日割り)。

この変更と料金値下げは、12月15日からすべての有料レベルに適用されます。料金に関するさらなる詳細については、こちらをご覧ください。

デバッグ送信による、プッシュ通知のトラブルシューティング

多数のコンポーネント (バックエンド、通知ハブ、プラットフォーム通知サービス、クライアント アプリ) が関係するので、プッシュ通知のトラブルシューティングは扱いにくいことがあります。

これを助けるために、本日のリリースでは、Windows Azure管理ポータルから直接、テスト通知を簡単に送信できる機能を追加します。通知ハブの新しい「デバッグ」タブに進み、すべての登録済みデバイスにブロードキャストしたいか、または、特定のデバイス/デバイス グループだけをターゲティングするためのタグ (または、タグ式) を提供したいかを指定し、送信したい通知ペイロードを指定し、それから「送信」をクリックするだけです。たとえば、ここでは、アプリのiOSバージョンを使い、アプリで「sport-scores」を購読するよう登録したすべてのユーザーに対して、テスト通知メッセージを送信するよう選択しています:

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通知の送信後、この通知によってターゲティングされたすべてのデバイス登録の一覧と、対応するプラットフォーム通知サービス (WNS、MPNS、APNS、GCM) によってレポートされた、送信された特定の通知の結果を得ます。これによって、問題のデバッグがずっと簡単になります。

通知ハブの作業の開始に関するヘルプについては、通知ハブのドキュメントセンター (英語 / 日本語 (機械翻訳)) にアクセスしてください。

Webサイト: BLOBストレージへの自動ログ記録での、診断のサポート

9月に、HTTPログを自動的にWindows Azure BLOBストレージに永続化 (英語 / 日本語) できるようにする、Windows Azure Webサイトのアップデートをリリースしました。

本日、Webサイトのアプリケーション診断ログのBLOBストレージへの永続化もサポートするように、Webサイトをアップデートしました。これによって、テキストBLOBとして診断ログを永続化することが、本当に簡単になります。(ストレージ アカウントは大量のデータを保持できるので) ログは無限に格納でき、後でログに対する高度なデータ マイニング/分析を行うために、ログを使うこともできます。また、これによって、コードで発生している問題を迅速に診断し理解することが、ずっと簡単になります。

コードへの診断ステートメントの追加

Webアプリケーションのコードをインストルメント化するための、System.Diagnosticsの組み込み.NETトレースAPIの使い方の単純な例を、次に示します。次のシナリオでは、(しばらく時間がかかるリモート サービスやデータベースを呼び出す可能性がある) 特定のメソッドの呼び出しにかかる時間をログ記録する、単純なトレース ステートメントを追加しました:

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このようなインストルメンテーション コードの追加によって、運用環境のアプリケーションにおけるパフォーマンス低下の原因の可能性を迅速に判断することが、ずっと簡単になります。また、パフォーマンス データをログ記録することで、パフォーマンス傾向の経時的な変化の分析 (待機時間の99パーセンタイルの分析など) が可能になります。

Windows Azureストレージ内のBLOBとしての、診断ログ ファイルの格納

診断ログが自動的にBLOBストレージに直接書かれるようにするには、Windows Azure管理ポータルを使ってWebサイトに進み、「構成」タブをクリックします。それから、その中の「アプリケーション診断」セクションに進みます。本日から、「アプリケーション ログ記録」をBLOBストレージに永続化するよう構成できるようになりました。これを行うには、ボタンを「オン」に切り替え、永続化したいログ レベル (エラー、詳細、情報など) を選択するだけです:

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緑色の「BLOBストレージの管理」ボタンをクリックすると、どのストレージ アカウントに診断ログを格納したいか構成できるダイアログが表示されます:

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完了したら、OKボタンをクリックし、それから「保存」をクリックします。これで、アプリケーション実行時に、診断データがBLOBストレージに自動的に永続化されるようになりました。

アプリケーション診断データの参照

診断ログ記録データは、アプリケーション実行時に、ほとんど即座に永続化されます (Webサイトには、これを自動処理し、毎秒数千の診断メッセージを書けるトレース リスナーがあります)。

ログを表示しダウンロードするために、Windows Azure BLOBストレージをサポートする任意の標準ツールを使えます。ここでは、BLOBストレージを表示するために、CloudXplorerツールを使っています:

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アプリケーション診断ログは、.csvテキスト ファイルとして永続化されます。Windows Azure Webサイトは、Webサイト操作の年->月->日->時間にマッピングされるBLOBコンテナーのサブ フォルダーに、自動的にファイルを永続化します (これによって、探している特定のファイルを見つけるのが、より簡単になります)。

.csvテキスト ファイルなので、多様なツールやカスタム スクリプトを使って、ログ ファイルを開き処理できます (多数のログ ファイルを迅速に分析したい場合は、Windows Azure HDInsightを使ってHadoopクラスターを起動することもできます)。Excelを使ってこの診断ファイルを開く単純な例を、次に示します:

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DoSomethingメソッドの待機時間をログ記録したカスタム メッセージに加えて、日時、ログ レベル、アプリケーション名、インスタンスID、EventTickCount (Tickフォーマットでのイベントの日時)、プロセスID、スレッドIDのすべてが、どのように永続化されているかに注意してください。

診断を常に有効化した稼働

本日のアップデートによって、(すでにサポート済みだったHTTPログに加えて) 診断トレース メッセージをBLOBストレージにログ記録することが、非常に簡単になりました。前述の手順が、作業の開始のために必要となる、文字通り唯一の手順です。

各Windows Azureストレージ アカウントは100TBを格納でき、Windows Azure WebサイトはWindows Azureストレージにログを永続化する効率的な方法を提供するので、運用環境で常に診断を有効化し、アプリケーションで行うすべてをログ記録することも可能になりました。このデータを永続化することによって、アプリケーションの健全性を理解し、問題発生時にデバッグし、より良くするために経時的に分析することが、ずっと簡単になります。

ストレージ: ストレージ メトリックをベースにしたアラートのサポート

本日のリリースでは、ストレージ メトリックに対する閾値ベースのアラート ルールを可能にするためのサポートを追加しました。ストレージ分析メトリックを有効化している場合、このメトリックに対するアラート ルールを構成できるようになりました。

Windows Azure管理ポータルで「管理サービス」>「アラート」タブに進むことで、ストレージ メトリックに対するアラート ルールを作成できます。「ルールの追加」ボタンをクリックし、ルール作成ダイアログで、「サービスの種類」として「ストレージ」を選択し、アラートを有効化したいストレージ アカウントとストレージ サービス (BLOB、テーブル、キュー) を選択します。

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それから、BLOBサービス メトリックを選択し、閾値と通知を送信する電子メール アドレスを構成します。

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設定と有効化が行われたら、「アラート」タブにアラートの一覧が表示されます:

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それから、ストレージ メトリックに対して、ルールが監視されます。構成済みの閾値に達したら、アラートの電子メールが自動送信されます。

監視: Windows Azure監視サービス ライブラリのプレビュー リリース

本日、新しいWindows Azure監視サービス ライブラリのプレビューをリリースします。このライブラリによって、監視メトリックを取得し、自分のサービスのアラート ルールと自動スケール ルールをプログラムによって構成できます。

本日リリースする監視サービス クライアントの一覧は、次の通りです。

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AlertsClientライブラリを使ったアラート ルールの作成の例をウォークスルーしましょう。アラート ルールの作成には、アラートを作成したいサービスと、アラート ルールを適用したいメトリックを指定する必要があります。加えて、アラートの閾値に達する際の条件とアクションに対するルール設定を指定する必要があります。次のコードは、プログラムによってこれを行う方法を示しています:

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このコードを実行すると、管理ポータルで手動で何も行う必要なしに、監視アラート ルールが構成されます。サービスの運用メトリックの取得や自動スケール ルールの設定を行う、類似したコードも書けます。これによって、タスクの完全な自動化が、本当に簡単になります。

NuGetを介したインストール

監視サービス ライブラリは、NuGetを介して入手可能です。これはまだプレビューなので、パッケージ取得時に-IncludePrereleaseスイッチを追加する必要があります。

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ドキュメント

アラート、自動スケール、メトリックのクライアントAPIドキュメントには、こちらで (英語 / 日本語 (機械翻訳))アクセスできます。

まとめ

本日のリリースには、より良いクラウド ソリューションの構築を可能にする、多数の素晴らしい機能が含まれています。もしWindows Azureアカウントをまだ持っていない場合は、無料評価版に登録して、これらの機能すべてを今すぐ使い始めることができます。それから、Windows Azureデベロッパー センターにアクセスして、アプリの構築方法についてさらに学んでください。

関連情報

コメント
  1. […] Guthrie のブログ (英語) (翻訳: SATO Naoki ブログ: Windows Azure: BizTalkサービス、Traffic Manager、Azure ADアプリケーション アクセス…) […]

  2. […] Azureに組み込まれているTraffic Managerサービスについて、以前ブログを書きました (英語 / 日本語)。 […]

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