Azure: SQL Database、API Management、Media Services、Websites、RBAC (ロール ベースのアクセス制御) など

Posted: 2014/09/16 カテゴリー: Uncategorized
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今週、Microsoft Azureに対する大幅な一連のアップデートをリリースしました。今週のアップデートは、次の通りです:

  • SQL Database: Azure SQL Databaseサービス レベルのGA (一般提供)
  • API Management: API ManagementサービスのGA (一般提供)
  • Media Services: ライブ ストリーミング、コンテンツ保護、より高速でコスト効率の良いエンコード、メディア インデクサー
  • Websites: Virtual Networkとの統合、新しいWordPressによるスケーラブルなCMS、プレビュー ポータルにおけるWebサイト バックアップのアップデート
  • RBAC (ロール ベースのアクセス制御):Azure管理操作に対するRBAC (ロール ベースのアクセス制御) のプレビュー リリース
  • Alerting: Azure AlertingのGA (一般提供)、イベントに対する新しいアラート

これらの改善すべては現在利用可能になっており、今すぐ使うことができます (いくつかの機能はまだプレビューであることに注意してください)。詳細は、次の通りです:

SQL Database: Azure SQL Databaseサービス レベルのGA (一般提供)

新しいAzure SQL Databaseサービス レベル (Basic、Standard、Premium) のGA (一般提供) を発表できて、嬉しく思います。AzureのSQL Databaseサービスは、説得力のある「サービスとしてのデータベース」機能を提供します。これによって、VMやインフラストラクチャを管理、運用する必要なしに、SQL Databaseを迅速に導入、立ち上げ、稼働できます。

本日よりSQL Databaseサービス レベルは99.99%のSLAを提供し、データベースのサイズは最大500GBまで拡張可能です。

各SQL Databaseレベルが、自分のアプリケーション内で依存できる、一貫性のあるパフォーマンス レベルを保証するようになりました。これによって、時折、自分のパフォーマンスに影響を与える「うるさい隣人」を心配する必要がなくなります。

組み込みのポイントインタイム復元のサポートによって、特定の時点のデータベースを自動的に再作成できます (これによって、バックアップのさらなる柔軟性を得られ、自分のデータに対して誤って何か悪いことを行ってしまった直前の時点に復元できます)。

組み込みの監査のサポートによって、自分がホストしているデータベースで発生したイベントや変更に関する洞察を得られます。

Premiumレベルで利用可能な組み込みのアクティブ地理レプリケーションのサポートによって、任意のAzureリージョンに最大4つの読み取り可能なセカンダリ データベースを作成できます。アクティブ地理レプリケーションを有効化すると、プライマリ リージョンのデータベースでコミットされたすべてのトランザクションは、他のリージョンのデータベースに継続的に複製されます。

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アクティブ地理レプリケーション (英語 / 日本語) の主な利点の1つは、データベースのレベルで災害復旧に対するアプリケーションの制御が提供されることです。リージョン間の冗長性を持つことによって、災害 (たとえば自然災害など) の発生時にアプリケーションを復旧できます。新しいアクティブ地理レプリケーションのサポートによって、フェールオーバーを開始、制御できます。これによって、プライマリ データベースを任意のセカンダリ リージョンに移せます:

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これは堅牢なビジネス継続性機能を提供し、これによって、自信を持ってクラウドでミッション クリティカルなソリューションを稼働できます。

より柔軟な料金設定

SQL Databaseは、時間ベースで課金されるようになりました。これによって、ずっとコスト効率良くデータベースを迅速に作成、削除でき、データベースを動的にスケールアップ、ダウンできます。

Basicレベルのデータベースは、最大2GBのサイズをサポートし、1か月で4.99ドル (510円) の料金になります。Standardレベルのデータベースは、250GBのデータベースをサポートし、料金は15ドル/月 (1,530円/月) からです (30ドル/月 (3,060円/月)、75ドル/月 (7,650円/月) の、より高いパフォーマンスのStandardレベルもあります)。Premiumレベルのデータベースは、500GBのデータベースとアクティブ地理レプリケーション機能をサポートし、料金は465ドル/月 (47,430円/月) からです。(訳注: 料金はAzureリージョンによって異なるため、料金がより高い場合もあります。)

次の表は、それぞれのレベルと機能をまとめたものです:

Basic Stabdard Premium
アップタイムSLA 99.99%に増加* 99.99%に増加* 99.99%に増加*
データベース
サイズ上限
2GB 250GB 500GB
セルフサービス復元 7日以内の任意の時点 14日以内の任意の時点 35日以内の任意の時点
災害復旧 他のAzureリージョンへの地理復元 標準地理レプリケーション、
スタンバイのセカンダリ
アクティブ地理レプリケーション、
最大4つの読み取り可能セカンダリ
パフォーマンス目標 時間あたりの
トランザクション率
分あたりの
トランザクション率
秒あたりの
トランザクション率
データベース
スループット
ユニット (DTU)
Basic: 5 S0: 10
S1: 20
S2: 50
P1: 100
P2: 200
P3: 800
パフォーマンス
レベルと
月あたりの料金
Basic: 4.99ドル (510円) S0: 15ドル (1,530円)
S1: 30ドル (3,060円)
S2: 75ドル (7,650円)
P1: 465ドル (47,430円)
P2: 930ドル (94,860円)
P3: 3,720ドル (379,440円)

このページ (英語 / 日本語 / 日本語) で、この各レベルにおけるDTUパフォーマンスの考え方に関するさらなる詳細、この各サービス レベル、パフォーマンス レベルでサポートされているトランザクション数に関するベンチマークの詳細を確認できます。

プレビュー期間中に、変動するパフォーマンス要求を持った多数のデータベースを持つ何社かのISVから、データベースのレベルを個別に管理するのではなく、複数のデータベースにわたってDTUパフォーマンス リソースを共有する柔軟性を必要としている、と聞きました。たとえば、各顧客向けに別々のSQL Databaseを持っているSaaS ISVは、各データベースのアクティビティが変動するので、一定の予算で、顧客のデータベースにわたるリソースのプールを管理したいと考えています。我々は、新しいサービス レベルの今後のサービス アップデートでこのシナリオに対応するために、作業しています。皆さんが類似のシナリオを持ったISVの場合は、さらに学ぶためにこちらをクリックして登録してください。

こちら (英語 / 日本語) で、AzureのSQL Databaseについてさらに学んでください。

API Managementサービス: GA (一般提供) リリース

Azure API Managementサービス (英語 / 日本語) のGA (一般提供) を発表できて、興奮しています。

前回のポスト (英語 / 日本語) で、API Managementによって、どのようにしてお客様がセキュアにAPIを開発者に公開し、パートナーの採用を加速するかを議論しました。APIは、(任意のデバイス上の) モバイル/クライアント アプリケーションや、他のクラウド/サービス ベースのアプリケーションから使用できます。

API Managementサービスは、(クラウド上、またはオンプレミスで) 既に持っている任意のAPIを、他社が使うために公開する機能をサポートしています。API Managementサービスによって、次のことが可能になります:

  • APIの調整、回数制限、クォータ制限を行う
  • 自分のAPIが誰によってどのように使われているかに関する、分析の洞察を得る
  • OAuth、またはキー ベースのアクセスを使って、自分のAPIをセキュリティで保護する
  • 自分のAPIの正常性を追跡し、迅速にエラーを識別する
  • APIを使いたい開発者向けにドキュメントとテストのエクスペリエンスを提供する、自分のAPI向けの開発者ポータルを簡単に公開する

本日のGA (一般提供) では、Standardレベルのサービスに対して正式なSLAを提供します。また、わずか49ドル/月 (4,998円/月) から使える、Developerレベルのサービスもあります。

開発者ポータルにおけるOAuthのサポート

API Managementサービスは、APIを使いたい開発者向けに素晴らしい作業の開始と学習のエクスペリエンスを可能にする、開発者コンソールを提供します。開発者コンソールによって、自分は簡単にドキュメントを公開でき、開発者はAPIを試用/テストできます。

今週のGAリリースでは、API発行者が自分のOAuth認可サーバーを登録できるサポートも追加します。これによって、開発者は、APIとの対話の際に、自分自身のログイン資格情報でサインインできます。これは、OAuthをサポートするAPIに不可欠な機能です。すべての標準的な認可グラント型、スコープ、既定のスコープがサポートされています。

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API ManagementでのOAuth 2サポートの有効化方法と、新しい開発者ポータルにおける統合のさらなる詳細については、このチュートリアル (英語 / 日本語 / 日本語) を確認してください。

API Managementサービスについてさらに学び、無料で試すには、こちらをクリックしてください (英語 / 日本語)

Media Services: ライブ ストリーミング、DRM、より高速でコスト効率の良いエンコード、メディア インデクサー

今週、Azure Media Servicesにおけるライブ ストリーミングとコンテンツ保護のサポートのパブリック プレビューを発表できて、興奮しています。

大手の国際的放送局が、2014年冬季オリンピックや2014年 FIFAワールド カップを世界中の数千万人の顧客にライブ ストリーミングするために使ったものと同じインターネット スケールのストリーミング ソリューションを、Azureのすべてのお客様がパブリック プレビューで利用可能になりました。これは、オリンピックやワールド カップ向けと同じレベルのスケーラビリティ、稼働率、信頼性で、任意の規模のライブ イベントをストリーミングできるようになったことを意味しています。

DRMコンテンツ保護

また、今週、Azure Media Servicesは、新しいコンテンツ保護機能も導入します。これは、ファースト パーティーのPlayReadyライセンス配信とAES 128ビット キー配信サービスによる、静的、および動的な暗号化をサポートしています。これによって、自分のライブ、および事前録画済みの動画資産をDRM保護し、ユーザーが (Windows、Mac、iOS、Androidなど) 任意のデバイスやプラットフォームで簡単に視聴できるように、動画資産を利用可能にすることが簡単になります。

より高速でコスト効率の良いメディア エンコード

また、今週、より高速なメディア エンコード速度と、よりコスト効率の良い料金も導入します。拡張されたAzureメディア エンコーダーは、高品質のメディア エンコード向けに設計されており、出力GBを基に課金されます。以前のエンコーダーでは入力、出力両方のGBに対して課金されていたので、出力のみの課金への移行は、すべてのお客様にとってかなりの値下げになります。

エンコードのワークフローをさらに最適化するのを助けるために、Basic、Standard、Premiumのエンコード占有ユニットを導入します。これによって、さらなる柔軟性が得られ、料金を支払うエンコード機能を自分の固有のワークフローの必要性に合わせられます。

メディア インデクサー

加えて、Azureメディア インデクサーのGA (一般提供) を発表できて、嬉しく思います。これは、音声/動画ファイルの検索性を拡張するために使える、市場で差別化できる強力なコンテンツ抽出サービスです。メディア インデクサーによって、自分のメディア ファイルを自動的に分析し、その中の音声/動画コンテンツのインデックスを作成できます。こちら (英語 / 日本語 / 日本語) で、メディア インデクサーについてさらに学べます。

さらなるメディア パートナー

また、我々の既存の多数のメディア パートナーに、今週、いくつかのメディア ワークフロー パートナーとクライアント プレイヤーが追加されたことを発表できて、嬉しく思います:

  • Azure Media ServicesとTelestreamのWirecast (英語 / 日本語) が、完全に統合されるようになりました。これには、Wirecastのライブ ストリーミング制作ソフトウェアからAzureにコンテンツを送信することを迅速で簡単にする、組み込みの送信先が含まれます。
  • 同様に、NewtekのTricaster (英語 / 日本語 / 日本語) もAzureプラットフォームに統合されました。これによって、お客様は、Tricasterによる高価値の制作と、Azure Media Servicesのスケーラビリティと信頼性を組み合わせられます。

  • ライブ チャネルの正常性の監視を単純で簡単にするのを助けるために、Cires21 (英語 / 日本語) とAzure Media Servicesが手を組みました。事実上すべてのプラットフォームにわたって動画再生のエクスペリエンスを迅速に構築できるようにするために、広く使われているJW Player (英語 / 日本語) がAzureに完全に統合されるようになりました。

さらに学ぶ

さらなる情報を入手し、無料で作業を開始するには、Azure Media Services (英語 / 日本語) のサイトにアクセスしてください。

Websites: Virtual Networkとの統合、新しいWordPressによるスケーラブルなCMS

また、今週、Azure Websitesサービスに対する多数の素晴らしいアップデートもリリースしました。

Virtual Networkとの統合

今週から、Azure WebsitesをAzure Virtual Networkに統合できるようになりました。このサポートによって、自分のWebサイトが、自分の仮想ネットワークに接続されたリソースにアクセスできます。たとえば、これは、Webサイトから、仮想ネットワーク上の非公開VMにホストされているデータベースに直接接続できることを意味します。また、(サイト間ソフトウェアVPN、またはExpressRoute専用ファイバーVPNを使って) 自分の仮想ネットワークが自分のオンプレミス ネットワークに接続されている場合は、自分のWebサイトから、自分のオンプレミス ネットワーク上のリソースにも接続できるようになりました。

新しいVirtual NetworkのサポートはTCP、UDP両方のプロトコルに対応し、自分の仮想ネットワークのDNSと連携します。Hybrid ConnectionsとVirtual Networkは両立可能であり、同じWebサイト内に両者を混在できます。Websites向けの新しいVirtual Networkのサポートは、今週、プレビューとしてリリースされます。Standard Webホスティング プランは、最大5つの仮想ネットワークを有効化できます。Webサイトは、同時に1つの仮想ネットワークにのみ接続できますが、1つの仮想ネットワークに接続できるWebサイト数に、制限はありません。

新しいプレビューAzureポータル (http://portal.azure.com/) を使って、Virtual Networkを使うようWebsitesを構成できます。自分のWebサイトの「Virtual Network」タイルをクリックし、「Virtual Network」ブレードを表示します。このブレードを使って、新しい仮想ネットワークを作成するか、または、既に持っている既存の仮想ネットワークに接続できます:

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Azure Websitesは、仮想ネットワークでゲートウェイが構成され、ポイント対サイトが有効化されていることを必要とすることに、注意してください。有効化するまでは、上の図のようにUIで灰色表示されたままになります。

新しいWordPressによるスケーラブルなCMS

また、今週、Azure Websitesで稼働するWordPressによる、スケーラブルなCMSソリューションのサポートもリリースしました。新しいWordPressによるスケーラブルなCMSは、最適化された手間のかからないWordPress Webサイトを構築する、最速の方法を提供します。これは、WordPressサイトが高速にロードされ、数百万ページ ビュー/月をサポートでき、トラフィック増加に合わせて簡単にスケール アップ/アウトできるように、アーキテクチャ設計されています。

これは、Azure Storage (英語 / 日本語) を使うように事前構成されています。自分のサイトのメディア ライブラリ コンテンツを格納するためにAzure Storageを使え、Azure CDNを使うように簡単に構成できます。スケーラブルなCMSの各サイトでは、自動スケール、ステージング発行、SSL、カスタム ドメイン、WebJob、バックアップと復元といったAzure Websitesの機能が有効化されています。また、スケーラブルなWordPressでは、WordPress.comユーザーが利用可能な強力な機能でWordPressサイトを強化するために、Jetpack (英語 / 日本語) を使えます。

新しいAzureプレビュー ポータル (http://portal.azure.com/) に統合されているAzureギャラリーを介して、Azure上で簡単にWordPressによるスケーラブルなCMSソリューションをデプロイできるようになりました。ポータルでこのソリューションを選択すると、Azure上で完全なソリューションの自動的な設定、デプロイをウォークスルーします:

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スケーラブルなWordPressは、Azure Websites上で稼働するWordPressのパフォーマンスを最大化するターンキー ソリューションを必要としているWeb開発者、代理店、企業に最適です。これは、Azure Websites上の高速、単純、セキュアなWordPressのホスティングです。

Webサイト バックアップのアップデート

また、今週、多数の素晴らしい拡張で、Azure Websitesの組み込みのバックアップ機能をアップデートしました。本日から、次のことを行えるようになりました:

  • (バックアップを格納したい、特定のストレージ アカウントやBLOBコンテナーを含む) 正確なバックアップ先を選択します。
  • Webサイトの接続文字列で宣言されているSQL Database、またはMySQLデータベースをバックアップすることを選択します。
  • 復元の際に、新規サイトとサイトのデプロイ スロットの両方に復元できるようになりました。これによって、バックアップをライブにする前に、バックアップを検証できます。

これらの新機能によって、自分のWebサイトと関連データの完全な履歴を持つことが、かつでないほど簡単になります。

セキュリティ: Azure管理向けのRBAC (ロール ベースのアクセス制御)

組織がワークロードをますます多くのAzureに移行するにつれて、最もリクエストされる機能の1つは、異なる社員がどのクラウド リソースにアクセスでき、そのリソースに対してどんなアクションを実行できるかを制御する機能になりました。

本日、AzureプラットフォームのRBAC (ロール ベースのアクセス制御) サポートのプレビュー リリースを発表できて、興奮しています。RBACは、Azureプレビュー ポータルで利用可能になっており、ポータルでのアクセスやAzure Resource Manager APIへのアクセスを制御するために使えます。ユーザーやグループにAzureリソースに対するロールを割り当てることで、ユーザーやグループのアクセスを制限するためのこの機能を使えます。主な機能は次の通りです:

  • サブスクリプションは、もはやAzureにおけるアクセス管理の境界ではありません。4月に、ライフサイクルを共有するリソースをグループ化するコンテナーである、リソース グループ (英語 / 日本語) を導入しました。ユーザーに、リソース グループや (特定のWebsitesやVMのような) 個別リソースへのアクセスを許可できるようになりました。
  • ユーザー、グループ両方にアクセスを許可できるようになりました。RBACはAzure Active Directoryを基にしているので、組織がアクセス管理のためにAzure Active Directory、またはWindows Server Active Directoryで既にグループを使っている場合、同じ方法でAzureへのアクセスを管理できます。

これがどのように動作し、どのように有効化できるかのさらなる詳細は、次の通りです。

Azure Active Directory

Azure Active Directoryは、クラウドのディレクトリ サービスです。既存のオンプレミスのActive Directoryを持つ必要なしに、Azure Active Directory内に組織テナントを作成し、そのテナント内にユーザー、グループを定義できます。

あるいは、既存のオンプレミスActive DirectoryからAzure Active Directoryに、ユーザー、グループを同期 (またはフェデレーション) し、既存のユーザー、グループを、クラウドのAzure、Office 365、2000以上の他のSaaSベースのアプリケーションで自動的に利用可能にできます。

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自分のAzureサブスクリプションにアクセスするすべてのユーザーは、そのサブスクリプションが関連付けられているAzure Active Directoryに存在するようになりました (英語 / 日本語)。これによって、ユーザーができることを管理し、(ディレクトリ内でアカウントを無効化することで) すべてのAzureサブスクリプションへのアクセスを取り消せます。

ロール権限

今回の最初のプレビューでは、制限アクセスの許可の選択肢を与える、3つの組み込みAzureロールを事前定義しています:

  • Owner (所有者) は、リソースとその子リソースに対して、アクセス管理を含む、すべての管理操作を実行できます。
  • Contributor (貢献者) は、リソースに対して、リソースの作成、削除を含む、すべての管理操作を実行できます。Contributorは、他者にアクセスを許可できません。
  • Reader (閲覧者) は、リソースとその子リソースに対して、読み取り専用アクセスを持ちます。Readerは、シークレットを読めません。

RBACモデルでは、Azureサブスクリプションのサービス管理者、共同管理者として構成済みのユーザーは、サブスクリプションのOwnerロールに属するようにマッピングされます。これらのユーザーの現行/プレビューの管理ポータルへのアクセスに、変化はありません。

新しいRBACロールに割り当てた追加のユーザー、グループは、これらの権限だけを持ち、新しいAzureプレビュー ポータルやAzure Resource Manager APIを使って、Azureリソースを管理できるだけです。RBACは、現行のAzure管理ポータル、古い管理APIではサポートされていません (なぜなら、どちらも、ロール ベースのセキュリティの概念を組み込んで構築されていないからです)。

ロール ベースの権限を基にしたアクセスの制限

あなたのチームが、開発のために、および、アプリケーションの運用インスタンスをホストするために、Azureを使っていると仮定しましょう。この際、リソース グループ (英語 / 日本語) を使って、運用リソースから開発、テストに使われているリソースを分離したいでしょう。

チームの全員に、(運用環境の分析データを読み取り検討する権限を含む) Azureサブスクリプションのすべてのリソースの読み取り専用表示を与えたいでしょう。そして、特定のユーザーにだけ、運用リソースへの書き込み/貢献者アクセスを与えたいでしょう。これの設定方法を見てみましょう:

手順1: サブスクリプションのレベルでのロールの設定

サブスクリプションのレベルで、ユーザーをロールにマッピングすることから始めます。これらのユーザーは、既定で、Azureサブスクリプション内のすべてのリソースとリソース グループに継承されます。

これを設定するには、プレビューAzureポータル (http://portal.azure.com/) で「Billing」(課金) ブレードを開き、「Billing」ブレードで、ロールを設定したいAzureサブスクリプションを選択します:

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それから、開いたサブスクリプションのブレードをスクロールし、その中の「Roles」(ロール) タイルを見つけます:

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「Roles」タイルをクリックすると、既定で提供されている事前定義済みロール (Owner、Contributor、Reader) を一覧表示するブレードが表示されます。ロールの1つをクリックし、そのロールに割り当てられているユーザーの一覧を表示できます。「Add」(追加) ボタンをクリックすることで、自分のAzure Active Directoryを検索し、そのロールにユーザーやグループを追加できます。

ここでは、既定のReaderロールを開き、そのロールにDavidとFredを追加しました:

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これを行うと、DavidとFredは、プレビューAzureポータルにログインし、サブスクリプションに含まれているリソースに読み取り専用でアクセスできます。変更、編集を行うことはできず、シークレット (パスワードなど) を確認することもできません。

自分のディレクトリからのユーザー、グループの追加に加えて、自分のディレクトリに現在属していないがMicrosoftアカウント (たとえば scott@outlook.com) を持っているユーザーを招待して、ロールにマッピングするために、この「Invite」(招待) ボタンを使うこともできることに注意してください。

手順2: リソースのレベルでのロールの設定

サブスクリプションのレベルで既定のロール マッピングを定義したら、そのマッピングは、既定でそのサブスクリプションに含まれているすべてのリソースとリソース グループに適用されます。

個別リソース (VM、Webサイト、データベースなど) で、または、リソース グループ (アプリケーション全体とその中のすべてのリソースなど) のレベルで、さらに権限の範囲を設定したい場合、個別リソース/リソース グループのブレードを開き、その中の「Roles」タイルを使って、さらに権限を指定することもできます。

たとえば、Davidに、Azureサブスクリプション内のすべてのリソースへのReaderロール アクセスを許可しました。彼に、サブスクリプション内の個別のVMだけへのContributorロール アクセスを許可しましょう。これを行うと、彼はVMの起動/停止、VMへの変更を行えます。

これを有効化するために、次のようにVMのブレードを開きました。それから、ブレードをスクロールし、VMの「Roles」タイルを見つけました。「Roles」タイルのContributorロールをクリックすると、この特定のVMに対して、どのユーザーが (読み取り/修正権限を持つことを意味する) Contributorになるかを構成できるブレードが表示されます。どのようにしてこのロールにDavidを追加したかに注意してください:

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このリソース/リソース グループ レベルのアプローチを使うことで、リソースに対する本当にきめ細かいアクセス制御権限を管理できます。

コマンド ラインとAPIのアクセスでのAzure RBAC (ロール ベースのアクセス制御)

RBACを使って構成したアクセス ポリシーの施行は、Azure Resource Manager APIによって行われます。Azureプレビュー ポータルとコマンド ライン ツールは両方とも、管理操作を実行するために、Resource Manager APIを使っています。これによって、Azureリソースを管理するためにどのツールを使うかに関係なく、アクセス制御が一貫して施行されることが保証されます。

今週のリリースでは、ロール ベースのアクセスの設定、制御を自動化できる、多数の新しいPowerShell APIを提供しました。

ロール ベースのアクセスをさらに学ぶ

本日のRBAC (ロール ベースのアクセス制御) のプレビューは、自分のAzureリソースのセキュリティの管理方法に、さらに多くの柔軟性を提供します。RBACの設定と構成は簡単です。そして、RBACはAzure Active Directoryと統合されているので、オンプレミス環境に既に持っている既存のActive Directoryも統合するために、簡単に同期/フェデレーションできます。

新しいAzure RBAC (ロール ベースのアクセス制御) サポートの作業を開始するのは単純で、自分のAzureサブスクリプションや個別リソース上のロールに、適切なユーザーやグループを割り当てるだけです。こちらで (英語 / 日本語 / 日本語)、RBACの概念と機能のさらなる詳細情報を確認できます。プレビュー機能に対するフィードバックは、この領域での今後のすべての改善と新機能に不可欠です。新機能を試し、フィードバック (英語 / 日本語) をお送りください。

アラート: Azure AlertingのGA (一般提供)、イベントに対する新しいアラートのサポート

Azure AlertingのGA (一般提供) リリースを発表できて、興奮しています。Azure Alertingは、興味のあるメトリックに対するアラート閾値を作成しておくと、閾値を超えた際に、Azureが自動的に電子メール通知を送信する機能をサポートします。GA (一般提供) リリースでは、サブスクリプションあたり10個のアラート ルール上限を撤廃します。

現行のAzureポータルで左側のナビゲーション バーの「サービスの管理」をクリックすることで、Alertingを利用可能です:

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また、Azureプレビュー ポータルでは、ほとんどのリソースでAlertingを利用可能です:

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現在、8つの異なるサービスのメトリックに対して、アラートを作成できます (常にさらなるサービスを追加しています):

  • Cloud Services
  • Virtual Machines
  • Websites
  • Webホスティング プラン
  • ストレージ アカウント
  • SQL Database
  • Redis Cache
  • DocumentDBアカウント

メトリックに対するアラートのGA (一般提供) に加えて、運用イベントに対するアラートを作成する機能をプレビューします。これは、誰かがWebサイトを停止した場合、仮想マシンが削除された場合、Azure Resource Managerテンプレートのデプロイに失敗した場合などに、電子メールを受信できることを意味しています。メトリックに対するアラートと同様に、このアラートをサービス管理者や共同管理者、または、指定したカスタム電子メール アドレスに送信できます。Azureプレビュー ポータルで、リソースに対するこれらのイベントを構成できます。ポータルで、Websites向けにこの機能を有効化しました。今後、すべてのリソースに拡張する予定です。

まとめ

Microsoft Azureの本日のリリースによって、多数の素晴らしい新シナリオが可能になり、クラウドにホストされたアプリケーションの構築がさらに簡単になります。

もしAzureアカウントをまだ持っていない場合は、無料評価版 (英語 / 日本語) に登録して、これらの機能すべてを今すぐ使い始めることができます。それから、Microsoft Azureデベロッパー センター (英語 / 日本語) にアクセスして、アプリの構築方法についてさらに学んでください。

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