Open Compute Project (OCP) がSwitch Abstraction Interface (SAI) を公式に承認

Posted: 2015/09/26 カテゴリー: Uncategorized
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2015年7月、Switch Abstraction Interface (SAI、スイッチ抽象化インターフェイス) が、ASICをプログラムする標準C APIとして、Open Compute Project (OCP) (英語 / 日本語) によって公式に承認されました。Microsoftは、貢献者 (Mellanox、Dell、Broadcom、Cavium、Barefoot、Metaswitch) とともに、機能や貢献者の数の勢いに興奮しており、この重要な作業を評価したOCPのIncubation Committeeに感謝しています。

OCPは、オープンな協力を通して、ハードウェア、ソフトウェアの両方にわたって、可能な限り最も効率的なコンピューティング インフラの開発に焦点を合わせているコミュニティです。2014年1月、Microsoftは、ハードウェア側のOpen Cloud Server (OCS) 仕様に関して、OCPコミュニティに参加することを発表しました。

一方、通信事業者がより動的でプログラム可能なインフラを探し始めたので、SAIが誕生しました。ネットワーク スイッチASICをプログラムするよく理解された共通の方法がないことが、俊敏性の低下、、複雑さの増大、低い信頼性、コストの増加の根源です。SAIは、ASICをプログラムするための標準化されたC APIとして役立ちます。

SAI以前は、基になるハードウェアの複雑さと、プロトコル スタック ソフトウェアとの厳密な結合によって、ネットワーキングのニーズのためのハードウェア、ソフトウェアの最高の組み合わせを選択する自由がありませんでした。SAIによって、ソフトウェアが変更なしに複数のスイッチ チップをプログラムできるので、基礎ルーター プラットフォームが単純で一貫性があり安定したものになります。また、標準化されたAPIによって、ネットワーク ハードウェア ベンダーが、プログラミング インターフェイスを一貫性のあるものに維持しながら、素晴らしい速度を達成するために、革新的なハードウェア アーキテクチャを開発できます。加えて、SAIは、機能、スタック、アプリケーションのオープンでより簡単なソフトウェア開発を可能にします。

SAIのアーキテクチャを詳しく説明した最初の提案は、2014年12月にリリースされました。1年以内で (英語 / 日本語)、SAIは20近くの提案を誇っています。これらの提案は、機能仕様とコードで構成されています。これらは、レイヤー3ルーターを実行するために必要となる標準機能から、QoSといった複雑な機能に及んでいます。勢いは提案数だけではなく、貢献者として参加した企業一覧も増え続けています。

2015年3月のOpen Compute Project (OCP) Summitで、基本的なL3機能を取り上げた最初のデモを紹介しました。2015年8月のSIGCOMMで、Azure Cloud Switch (ACS) も取り上げた2つ目のデモを紹介し、QoSといったより複雑な機能をデモしました。こちらで (英語 / 日本語)、ACSについてさらに読むことができます。

SAIは、業界から多くのサポートを獲得してきました。業界からのコメントを引用します:

DellのCorporate Development and Strategy DirectorであるAdnan Bhuttaは、次のように述べています。「SAIは、ネットワーキングOSの移植性とハードウェア抽象化を可能にするオープン標準に向かう、主要なマイルストーンです。最終目標は、より速い革新と、業界トップのソリューションをお客様に提供することです。Dellは、一般的なオープン ネットワーキングや主要コンポーネントであるSAIの開発を加速するために、Microsoftのようなテクノロジ リーダーと協力することに焦点を合わせています。」

CaviumのSwitch Platform GroupのVice President and General ManagerであるEric Hayesは、次のように述べています。「我々は、SAIを含め、Microsoftによるオープン ネットワーキング推進の成功に、インキュベーションから実装まで参加できたことを、誇りに思います。Microsoftが、我々のSAIアダプターを通して、現実世界のXPliantベースのスイッチ上でMicrosoftのソフトウェアを統合した速度に驚いています。」

Mellanox TechnologiesのMarketingのVice PresidentであるGilad Shainerは、次のように述べています。「Microsoftは、OCP Switch Abstraction Interface (SAI) の革新の最前線にい続けており、Mellanoxのオープン イーサネット スイッチ開発における貴重なパートナーです。MicrosoftとMellanoxはともに、企業に、その企業のパフォーマンスとコストの目標を満たす最高のイーサネット スイッチ ハードウェア/ソフトウェアを選択する自由を与えるのを助けます。」

SAIに関わる方法は数多くあります。ユーザーは、簡単にスイッチ ベンダーからSAIライブラリを入手し、ニーズを満たしたりSAIに追加したりする独自のスタックやアプリケーションの構築を開始できます。開発者は、GitHubからSAIヘッダー ファイルと仕様をダウンロードし、仕様に貢献するためにOCPネットワーキングのメーリング リストでの議論やミーティングに参加できます。MicrosoftはSAIの創始者であり、Broadcom、Mellanox、Dell、Cavium、Barefoot、Metaswitchとともに主要な貢献者であることを誇りに思います。

SAIが公式に承認されたので、我々は、SAIの力強いコミュニティを構築することを楽しみにしています。

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