Microsoft AzureとHeartbleedに関する情報

OpenSSLにおけるHeartbleed脆弱性 (CVE-2014-0160) が、最近大きな注目を集めています。発見された問題はOpenSSLに固有のものですが、多くのお客様が、この問題がMicrosoftの製品/サービス、特にMicrosoft Azureに影響を与えるのかどうかと考えています。MicrosoftアカウントとMicrosoft Azure、ほとんどのMicrosoftサービスは、OpenSSLの脆弱性の影響を受けませんでした。WindowsのSSL/TLS実装も、影響を受けませんでした。

Microsoft Azure Webサイト、Microsoft Azure Pack Webサイト、Microsoft Azureクラウド サービス (Webロール) は、SSL接続のターミネーションを行うために、OpenSSLを使っていません。Windowsには、Secure Channel (SChannel) と呼ばれる独自の暗号化コンポーネントが含まれており、これはHeartbleed脆弱性の影響を受けません。

OpenSSLは、Linuxにおいて、暗号化機能を提供する一般的なライブラリです。Azure仮想マシンにおいてLinuxイメージやOpenSSLを使うソフトウェアを実行しているお客様は、脆弱な可能性があります。脆弱な可能性のあるすべてのお客様は、お使いのソフトウェア ディストリビューション プロバイダーのガイダンスに従うことを推奨します。さらなる情報と是正処置のガイダンスについては、こちらでUS Certの情報をご確認ください。

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