新しいTierによって、エクスペリエンスを改善し、さらなるビジネス継続性の選択肢を提供。
Microsoft Azure SQL Databaseは、プレビュー中のPremiumに、新しいService Tier (Basic、Standard) を追加。今月Buildで発表したPremiumの新機能が利用可能に。本日、3つのTierすべてのプレビューも利用可能に。
新しいService Tier
幅広い負荷に対し予測可能なパフォーマンスを提供するために設計。ビジネス継続性機能、99.95% アップタイムSLA、最大500GBを、より安価で提供。
- Basic: 軽いワークロード向け。パフォーマンス目標は、時間あたりのトランザクション数
- Standard: 中程度のパフォーマンスとビジネス継続性機能
- Premium: ミッション クリティカルDB向け。最高のパフォーマンス (秒あたりのトランザクション数) と、高度なビジネス継続性機能
パフォーマンス レベル
容易に増減可能な、スループットのレベルを導入。予測可能なパフォーマンスを実現。
事業継続
本日から、3つのTierのプレビューで、新しいビジネス継続性機能を提供。インポート/エクスポート機能やData Syncによる回避策が不要に。
- セルフサービス復元: セルフサービスでバックアップからDBを復元。詳細はこちら
- アクティブ地理レプリケーション: Premiumの機能。任意のAzureデータセンターに、最大4つの読み取り専用セカンダリ。フェールオーバーのタイミングとフェールオーバー先を制御可能。詳細はこちら
Service Tierの詳細
Basic | Standard | Premium | |
---|---|---|---|
アップタイムSLA | 99.95% * | 99.95% * | 99.95% * |
DBサイズ上限 | 2GB | 250GB | 500GB |
セルフサービス復元 | 過去24時間以内の最新復元ポイント | 過去7日以内の任意のポイント | 過去35日以内の任意のポイント |
災害復旧 | 別のAzureリージョンに復元 ** | 地理レプリケーション、パッシブなレプリカ ** | アクティブ地理レプリケーション / 最大4つの読み取り専用レプリカ |
パフォーマンス レベル | Basic | S1、S2 | P1、P2、P3 |
* SLAは、GA (一般提供) 時に有効に。プレビューの使用条件はこちら
** すべてのDR (災害復旧) 機能は利用可能になっていない。詳細はこちら
Web、Businessの今後
現在のEdition (Web、Business) には変更なし。12か月後以降にサービス終了予定。移行のため、Basic、Standard、PremiumのGA (一般提供) 後、最低6か月はサービス継続予定。
追加リソース
- サービス概要 (執筆時点では英語ページを参照)
- 料金とService Tier (執筆時点では英語ページを参照)
- SQL Databaseのパフォーマンス レベル
- Web、Businessの今後の詳細
関連情報
- Microsoft Azure Blog > Azure SQL Database introduces new service tiers (2014/04/24)
- Microsoft Azure Blog > SQL Database updates coming soon to the Premium preview (SQL データベース Premium のプレビューに新機能を近日リリース) (2014/04/04)
One thought on “Azure SQL Databaseが新しいService Tierを導入”