Windows Azure: 新しい分散型、占有型、高パフォーマンスのキャッシュ サービスと、さらなるクールな改善

今朝、Windows Azureに対するいくつかの素晴らしいアップデートをリリースしました。新機能は、次の通りです: 占有型のキャッシュ サービス: 新しい分散型、占有型、高パフォーマンスのキャッシュ サービスのプレビューの発表 自動スケール: Webサイト、仮想マシン向けのスケジュール ベースの自動スケールと、より高度な自動スケール履歴ログ Webサイト: HTTPログをストレージ アカウントに格納する、新しいWebサーバー ログ記録のサポート 操作ログ: 操作ログに対する、新しいフィルタリング オプション これらの改善すべては利用可能になっており、今すぐ使うことができます (注: いくつかの改善は、まだプレビューです)。詳細は次の通りです。 Windows Azureキャッシュ サービス: 新しい分散キャッシュ サービスのプレビュー Windows Azureに対する最新のサービス追加である、新しいWindows Azureキャッシュ サービスのプレビュー リリースを発表できて、興奮しています。新しいWindows Azureキャッシュ サービスによって、データをインメモリーに格納し、アプリケーションのスケーラビリティとパフォーマンスを劇的に改善するために、Windows Azureアプリケーションから使える、占有型、高パフォーマンス、分散型のキャッシュを簡単にデプロイできるようになります。 WindowsやLinuxの仮想マシン内にホストされたアプリケーションや、Windows Azure WebサイトやWindows Azureクラウド サービスとしてデプロイされたアプリケーションなど、任意の種類のWindows Azureアプリケーションが、新しいWindows Azureキャッシュ サービスを使えます。また、Windows Azureモバイル サービスのサポートも、今後対応予定です。 各アプリに対してWindows Azureキャッシュ サービスの占有インスタンスをインスタンス化することも、あるいは、複数のアプリにわたって単一のキャッシュ サービスを共有することもできます。この後者のシナリオは、クラウド バックエンド ソリューションを複数のデプロイ ユニットに分割したいときに、特に便利です。すべてのデプロイ ユニットが、同じキャッシュ済みデータを簡単に共有して扱えるようになりました。 Windows Azureキャッシュ サービスの利点 新しいWindows Azureキャッシュ … Continue reading Windows Azure: 新しい分散型、占有型、高パフォーマンスのキャッシュ サービスと、さらなるクールな改善

「インメモリー キャッシュ アズ ア サービス」Windows Azure AppFabric Caching Service リリース

昨年10月の開発者カンファレンス「PDC10」の後、CTPとしてリリースされていた、Windows Azureアプリケーション向けの分散インメモリー キャッシュ サービス「Windows Azure AppFabric Caching Service」(Azure AppFabric Caching) が、正式リリースされました。 今月上旬のWeb開発者/デザイナー カンファレンス「MIX11」では、Azure AppFabric Cachingが4月中にリリースされるとアナウンスされていましたが、その約束通りのリリースです。 Azure AppFabric Cachingは、メモリー内にデータを保持することで、データの参照/更新を高速化し、バックエンドの永続的なデータ ストア (SQL Azure、Windows Azure Storageなど) の負荷を軽減し、アプリケーションのパフォーマンス/スケーラビリティを向上します。 マイクロソフトは、以前からオンプレミスWindows Server向けのアプリケーション サーバー/ミドルウェア機能群であるWindows Server AppFabricで、Caching機能を提供していました。Azure AppFabric Cachingは、Windows Server AppFabricの Caching機能をベースに、パブリック クラウド/PaaS環境向けに実装したものになります。これは、データベースのSQL ServerとSQL Azureの関係と同様です。 Azure AppFabric Cachingの価格はキャッシュ容量によって決まり、128MBで45ドル/月から4GBで325ドル/月までのバリエーションがあります。今年7月末までは無料ですよ。キャッシュの作成や設定変更は、お馴染みのAzure管理ポータル (https://windows.azure.com/) から行えます。 Azure AppFabric Cachingでは.NETのクライアントAPIが提供されているので、オンプレミス環境も含む任意の.NETアプリケーションからAzure AppFabric Cachingにアクセス可能です。ただし、基本的には、Windows Azure Compute (Web/Worker/VM Role) 上のアプリケーションからのアクセスを想定しています。 Azure AppFabric Cachingのクライアントは、基本的には、キー/バリュー形式のデータを、キャッシュに対してCRUD … Continue reading 「インメモリー キャッシュ アズ ア サービス」Windows Azure AppFabric Caching Service リリース

MIX11 の Windows Azure 関連ニュース (Windows Azure News from MIX11)

本日 ラスベガスで、我々は Windows Azure Platform へのいくつかのアップデートをアナウンスしました。これらの新機能は、開発者によるより早いアプリケーション開発を助け、アプリケーション パフォーマンスを加速し、Microsoft、Facebook、Google といった人気の高いアイデンティティ プロバイダーを介したアプリケーションへのアクセスを可能にします。詳細は後述します。 新サービスと新機能 本日、Windows Azure の新サービスや新機能が多数発表されました。 Windows Azure SDK へのアップデート。IIS Web サーバー、Web アプリケーション、Web サイトの移行、管理、配置を簡素化する Web 配置ツール (Web Deployment Tool) を含んでいます。この新しいツールは、Visual Studio 2010、Web Platform Installer と統合されています。このアップデートは、本日リリースされる予定です。 Azure AppFabric Access Control サービスへのアップデート。エンタープライズ ディレクトリと Web アイデンティティを統合することで、Windows Azure アプリケーションへのシングル サインオンを提供します。 Windows Azure AppFabric Caching サービスのリリース (今後30日以内)。Windows Azure、SQL Azure アプリケーションのパフォーマンスを加速します。 Windows Azure Traffic … Continue reading MIX11 の Windows Azure 関連ニュース (Windows Azure News from MIX11)