無料のVisual Studio Dev Essentialsで、毎月3000円のAzure無料枠を活用しよう

(2017/10/18 追記) このブログポストで紹介している、Visual Studio Dev EssentialsのAzure無料枠は廃止されました。2017年9月にアップデートされた「Azure無料アカウント」をお使いください。


Visual Studio Dev Essentialsは、開発者の皆さんに無料でツール、ソフトウェア、クラウド サービス、トレーニングを提供するプログラムです。

以前から発表してしたVisual Studio Dev Essentialsでの、開発/テスト向けのAzure無料枠が利用可能になりました。これによって、12か月にわたってAzure無料枠を毎月3,000円 (25ドル) 利用できます。

まず、https://my.visualstudio.com/ にアクセスし、Visual Studio Dev Essentialsに登録していない場合は登録します。そして、「Azure – $25 monthly Azure credit」の「Activate」をクリックします。

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Azureサブスクリプションの登録ページに進むので、SMSか電話による確認、クレジットカードの登録を行い、Azureサブスクリプションを作成します。

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Azureサブスクリプション作成が完了すると、Azureポータルやアカウント ポータルで、Visual Studio Dev Essentials特典のAzureサブスクリプションを確認できます。

毎月3,000円の無料枠があるので、Azureのさまざまな機能を3,000円分まで無料で使えます。無料枠を使い切ると、現在の請求期間の間は使えなくなり、次の請求期間に入ると、また3,000円分の無料枠が使えるようになります。アカウント ポータルで明示的に「使用制限」を削除しない限りは、課金は決して発生しないので、ご安心ください。

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なお、Visual Studio Dev Essentials特典のAzureサブスクリプションは、開発/テストのためにだけ使えるものであり、本番環境には使えず、SLAも提供されません。VMが120時間以上継続動作している場合や、サブスクリプションが90日以上使われていない場合は、停止される可能性があります。詳しくは、次のページをご覧ください。

使用権

この特典は、開発とテストのみを対象としています。任意のインスタンス (VM またはクラウド サービス) が 120 時間を超えて連続して実行されている場合、またはそのインスタンスが運用環境で使用されていると判断された場合は、これを中断する権利を留保します。運用環境のワークロードは通常のサブスクリプションで実行する必要があります。

サービス レベル アグリーメント

本特典は開発およびテスト目的のみに提供されるものであり、金銭的な補償を伴う SLA ではありません。

リソースに対する責任

サービス リソースの使用レベルにおけるすべての増加 (実行するコンピューティング インスタンスの追加や、使用するストレージの量の増加など) は、これらのサービス リソースの可用性の影響を受けます。「制限、クォータ、およひ制約事項」セクションに記載されたクォータは、そのクォータに達するまで十分なリソースが提供されることを確約するものではありません。

このプランにおいて、料金が発生しておらず、90 日以上非アクティブ状態が続いているサブスクリプションについて、Microsoft は、ホストされるサービス、仮想マシン、Web サイトを含む任意のコンピューティング リソースを削除する権限を有しています。その場合もデータは削除されないため、お客様はいつでも再展開することができます。また、コンピューティング リソースが削除される場合は、事前に通知されます。

90 日ごとに次のいずれかを実行すると、コンピューティング リソースは削除されません。

  1. Azure ポータルまたは新しい Azure プレビュー ポータルにログインする
  2. Azure API を介してリソースにアクセスする

また、Visual Studio Dev Essentials特典のAzureサブスクリプション以外にも、さまざまな形でAzureを利用できるので、必要に応じてご活用ください。

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