Azure App Service Jenkins Pluginの発表など


Azure Web Appsに継続的にデプロイするJenkinsネイティブの機能を提供する、Azure App Service Plugin for Jenkinsのリリースを発表できて、誇らしく思います。環境によって、Visual Studio Team ServicesをJenkinsとともに使うことも、自分のクラウド アプリ/サービスをリリースするためにこのプラグインを活用することもできます。Azure Web Appsによって、開発者は、.NET、Node.js、PHP、Python、Javaを使って、強力なWebサイトやWebアプリを迅速に構築、デプロイ、管理できます。

Azure Web Appsは、組み込みの自動スケール、負荷分散、高可用性、自動パッチ適用を提供しており、これによって、開発者は自分のアプリケーション コードに集中できます。現在パブリック プレビュー中のAzure Web Apps on Linuxは、Linux向けのDockerコンテナー上でネイティブに自分のクラウド アプリを実行するという、さらなる選択肢を提供します。

Azure App Service Plugin for Jenkinsの今回のリリースは、次のものを通したAzure Web Appsへのデプロイをサポートしています。

  • Azure Web Apps、Azure Web Apps on Linux向けの、Git、FTP
  • Azure Web Apps on Linux向けのDocker

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このプラグインはパイプライン対応なので、Jenkinsfileでこのプラグインを使えます。Jenkins Hubに、Azure Web Apps on LinuxにJavaアプリをデプロイするウォークスルーがあります。

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Azure Functionsへのデプロイなどの追加サポートは、ロードマップにあります。今後数か月のさらなるアップデートに、注目していてください。

Azure Storage Pluginのアップデート

パイプラインのサポートといえば、バージョン0.3.6以降、パイプライン コードで、ビルド成果物をアップロード、ダウンロードするためにAzure Storage Pluginを活用できます。アップロード、ダウンロードそれぞれの構文の例を、次に示します。

azureUpload storageCredentialId: '<credentials id>', storageType: 'blobstorage', 
containerName: '<container>', filesPath: '<files in glob pattern>', virtualPath: '<remote path>'
azureDownload storageCredentialId: '<credentials id>', downloadType: 'container', 
containerName: '<container>', includeFilesPattern: '<files in glob pattern>', downloadDirLoc: '<local path>'

さらなる情報については、Jenkins HubAzure StorageをJenkinsとともに使うことに関する記事を参照してください。

いつものように、コメントでの皆さんからのフィードバックを楽しみにしています。また、皆さんの考えを我々にお伝えいただくために、Azure Jenkins Supportにメールすることもできます。

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