次のブログ ポストで、Azureを無料で使う3種類の方法を紹介しました。
- S/N Ratio > Azure無料アカウント (無料試用版) のアップデート (2017/10/18)
- Azure無料アカウント (無料試用版) の30日関有効な20,500円のAzureクレジット
- Azure無料アカウント (無料試用版) の12か月間無料のAzureサービス
- (Azure無料アカウントを含む) 任意のAzureサブスクリプション使える「いつでも無料」のAzureサービス
このブログ ポストでは、Azure無料アカウント「以外」の方法で、Azureのサービスを無料で試用する方法を紹介します。
Azure App Service、Azure Functions
次のページで、Azure App Service (Web Apps、Web Apps for Containers、API Apps、Logic Apps)、Azure Functionsを無料で試用できます。
- Azure App Service を試す
Microsoftアカウント、Facebook、Google、GitHubのいずれかのアカウントでログインし、各サービスで用意されている言語やフレームワーク、シナリオを選択すると、一定時間だけ利用できる環境にアクセスできるようになります。
Azure App Service (Web Apps、API Apps、Logic Apps) では、60分間利用でき、次の機能にアクセスできます。
- Azureポータル内での管理
- コードのオンライン編集
- アプリのコンテンツのダウンロード
- (Visual Studioからのデプロイに利用する)発行プロファイルのダウンロード
- Gitによる複製、プッシュ
LinuxベースでDockerコンテナーをデプロイできるAzure App ServiceのWeb Apps for Containersでは、30分間利用でき、次の機能にアクセスできます。
- Azureポータル内での管理
- Gitによる複製またはプッシュ
Azure Functionsでは、60分間利用でき、Azureポータル内のAzure FunctionのUIとほぼ同等の機能が提供されているWeb UIにアクセスできます。
Azure Cosmos DB
次のページで、Azure Cosmos DBのNoSQLデータベースを無料で試用できます。
- Azure Cosmos DB を無料で試す
SQL (DocumenDB)、MongoDB、テーブル (キー/バリュー)、グラフの4つから、API/データ モデルを選択すると、選択したデータ モデルのAzure Cosmos DBにアクセスできます。24時間利用でき、オプションでさらに24時間延長可能です。Azureポータルにアクセスできます。
Azure Machine Learning
Azure Machine Learningには、現行のAzure Machine Learning Studio、先月のIgnite 2017で発表されパブリック プレビューが始まった次世代のAzure Machine Learningサービスがあります。
現行のAzure Machine Learning Studioについては、次のページで、次の2つのワークスペースを無料で利用可能です。
- Azure Machine Learning Studio
- ログインなしで、8時間使える「ゲスト ワークスペース」
- Microsoftアカウントでログインし、無期限で使える「無料ワークスペース」
これら2つのワークスペースでは、Azure Machine Learning StudioのWeb UIで機械学習モデルの構築、訓練を行うことができますが、構築済みのモデルをWebサービスとして公開し、アプリケーションから利用することはできません。これを行うには、Azureサブスクリプションで、有料のワークスペースを作成する必要があります。
Microsoft Cognitive Services
次のページで、Microsoft Cognitive Servicesの一部のサービスを無料試用できます。
- Cognitive Services を試す
- Vision (Computer Vision API、Emotion API、Face API)
- Speech (Bing Speech API、Speaker Recognition)
- Language (Bing Spell Check API v7、Text Analytics API、Web Language Model API、Linguistic Analysis API)
- Knowledge (Academic Knowledge API、Recommendations API、Entity Linking Intelligence Service API、Custom Decision Service)
- Search (Bing Search API v7 (Bing Web/Image/Video/News Search API)、Bing Autosuggest API v7、Bing Entity Search API)
Microsoftアカウント、Facebook、LinkedIn、GitHubのいずれかのアカウントでログインすると、各サービスのAPIで用意されている言語やフレームワーク、シナリオを選択すると、30日関、または90日間だけ利用できるAPIキーを取得できます。
他にも、無料プランがある、またはプレビュー期間中は無料の、次のサービスは、各サービスのポータルにアクセスしログインすることで、無料で試用できます。
- Language Understanding Intelligent Service (LUIS)
- QnA Maker
- Video Indexer
Azure SQL Data Warehouse
次のページで、Azure SQL Data Warehouseの無料試用版にアクセスできます。Azureサブスクリプションを持っている必要があります。2017年12月31日までの期間限定です。
- SQL Data Warehouse 無料試用版
Azure Service Fabric
次のページで、Azure Service Fabricのクラスターを無料で試用できます。
- Azure Service Fabric Party Clusters
Facebook、GitHubのいずれかのアカウントでログインすると、Windowsベース、またはLinuxベースのAzure Service Fabricクラスターへのアクセスできます。3時間利用でき、Service Fabric Explorer (Web UI)、接続エンドポイントにアクセスできます。
Azure Active Directory
Azure Active DirectoryのFreeプランのテナントだけを作成することができます。
Azure無料アカウントなどのAzureサブスクリプションをお持ちであれば、そのサブスクリプション内でAzure Active Directoryテナントを作成できます。
Azureサブスクリプションを作成せずにAzure Active Directoryテナントを作成したい場合は、少しトリッキーな方法ですが、次のドキュメントに従って、* https://account.windowsazure.com/organization でAzure Active Directoryテナントを新規作成します。
- Azure Active Directory テナントを取得する方法 > 最初から行う
ドメイン名、管理者ユーザー名/パスワードなどを指定し、携帯電話での確認が完了すると、Azure Active Directoryテナントが完了します。Azure無料アカウントの登録画面に遷移しますが、Azure無料アカウントの登録は行いません、
Azureポータル (https://portal.azure.com/) にアクセスし、新規作成したAzure Active Directoryテナントの管理者ユーザー/パスワードでログインすると、そのAzure Active Directoryテナントの管理を行うことができます。
Azure Test Drive (Azure Marketplace体験版)
Azure Marketplaceでは、さまざまなサードパーティーのソリューションのVMイメージが提供されています。ライセンス時間課金、BYOL (ライセンス持ち込み)、無料のソフトウェア試用版といった、さまざまなライセンス形態のものがあります。どのライセンス形態でも、 VM自体の料金は有料になります。
- Azure Marketplace
次に挙げたものを含め、Azure Marketplaceの一部のソリューションが、体験版 (Test Drive) を提供しています。体験版は、一定の時間だけ、そのソリューションを無料で試用できる機能です。
- Azure Marketplace > 体験版 (Test Drive)
2 thoughts on “Azure無料アカウント以外でのAzureのサービスの無料試用”